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藝人春秋

藝人春秋

藝人春秋

作家
水道橋博士
出版社
文藝春秋
発売日
2012-12-06
ISBN
9784163759104
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藝人春秋 / 感想・レビュー

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ma-bo

2012年発売。記録をつける前に読んだが再読。浅草キッドの水道橋博士さんが出会い、目撃した芸能界の巨星、名人、奇人達の生き様を語る。東国原英夫(そのまんま東)・古舘伊知郎・草野仁・ポール牧・石倉三郎・稲川淳二・ホリエモン・三又又三・テリー伊藤等の濃厚な面々。そして中学校時代の同級生、甲本ヒロトとのエピソード。描かれている面々と癖のある描写(対象の人物によるが)は、読む人の年齢を選び好みが分かれそうだけど興味深く読める内容だった。

2023/12/19

あちゃくん

「この人はこういう人なんですよ」という引きの語りではなく、「この人とボクの間にはこんなことがあって…」と当事者として関わった話がほとんどなので、惹きこまれっぱなしな水道橋博士の交遊録。一つ一つの挿話も魅力的だけど、全体的な順番・構成も秀逸だと感じました。あとがきで児玉清さんとの話を持ってくるところなんかがね。一番いいなと思ったのは、「甲本ヒロト再び」の”変わる/変わらない”の話。高校の卒業式、卒業生全員でトレイン・トレインを歌った世代なので、ヒロトの話は、これぞロック!って感じがしてとても良かったです。

2013/09/14

gtn

再読。著者をかわいがったポール牧。ほら吹きと言われながら、人を喜ばすことが生きる糧だったのだろう。ところが、歯車が狂いだす。最期はその信条と現実のギャップに戸惑ったのか。しかし、その生きざまは少なからず著者の心に刻まれている。

2018/04/17

そうたそ

★★★☆☆ 読み終わって、やや過大評価されすぎではないだろうか、と思ってしまった。切り絵がすごい魅力的なんだけど、内容的には思っていたよりもフツーな感じ。水道橋博士のビジネス天才、似非天才ぶりが内容から存分に伺える一冊となっていた。狙いすぎ、というかやり過ぎだよなあ……と少し辟易してしまいような言い回しが多々見られたのが残念。普通に書いてれば素直に文才あるな、って思えるのになぜわざわざこんな寒い言い回しになっちゃってるんだろうと思ってしまう。でも最後のあとがきに代わる児玉清さんの部分は素直に感動する。

2014/02/24

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

満足。浅草キッド・水道橋博士のルポによる芸能人列伝。語呂合わせや洒落がくどいと思う時があるが、それはそれで楽しみである。読みごたえがあるのに夢中で読んでしまい、あっという間に読了。面白いばかりでなく、結構感動させられる。ラストの稲川潤二の話などグッと来る。児玉清や石倉三郎なんてものすごくカッコイイ。そして要所要所で顔を出すビートたけし愛。良いお弟子さんだと思う。間違いなく面白い一冊。オススメ。

2014/02/09

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