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コラプティオ

コラプティオ

コラプティオ

作家
真山仁
出版社
文藝春秋
発売日
2011-07-28
ISBN
9784163806907
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コラプティオ / 感想・レビュー

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遥かなる想い

震災後のカリスマ総理をめぐる物語である。 題名はラテン語で「汚職・腐敗」の意味らしいが、著者らしい重厚な物語である。 宮藤総理をめぐり 日本国再生のために 奔走する白石内閣調査官と 巨大権力に 食らいつく神林新聞記者の暗闘… ディープスロートという存在がなぜか懐かしい 作品だった。

2022/05/22

楽しかった。白石さんの正義。神林さんの正義。宮藤さんの正義。それぞれの信念、執念、にワクワクしました。また、脇を固めた高坂さん、東條さんがよりワクワク感を増してくれました。神林さんの「俺も日本人だからです。」が、嬉しかった。真山作品には、熱くなり考えさせられます。

2016/03/14

ジェンダー

震災前に書き上げてしまうとはすごいという他ない。いろんな文献を読みながらこういった事が将来起こるのではないかと危惧して書かれているとしか思えない。もちろん政治では綺麗事だけで事を運ぶ事はない。give&takeは必ずある。ニュースにならなかったり全てを書かれているわけでは無いので一部の専門家以外わからないこの国を良くしたいと思う人が総理になりたいと思うのは当然ではあるけれど結果を求めようとして焦ってしまっては行けないし正義も大事だと思うますます情報処理の判断や行動力や周りのスタッフを固める事が大事だと思う

2014/02/09

rubix56

私、自身の印象として経済小説は読みにくいといイメージを持っていたが本書の著者である真山仁氏の作品はハゲタカシリーズを始め、とても読みやすく感じる。 クライマックスへの持っていきかたがしっくりこない。 尻つぼみであっけない結末を迎えている感じが否めない気がする。 読み終わって後々、冷静に考えてみると、話の展開はわかりやすく、テレビドラマや映画の原作にしやすいのかとの印象を受けた。

2012/04/01

くりきんとん99

政治のからんだ小説を初めて読んだので、前半なかなか読み進められなかったけど、面白かった。3・11後、大幅加筆修正ということで、ムリが出てるのでは?と思ったが、不自然なところは無かったと思う。原発のことなども含め、いろいろと考えさせられる作品。加筆修正前、連載されていたものも読んでみたい。図書館から借りて、読んでみるかな。

2011/12/09

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