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フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

作家
マイケル・ルイス
Michael Lewis
渡会圭子
東江一紀
出版社
文藝春秋
発売日
2014-10-10
ISBN
9784163901411
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フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち / 感想・レビュー

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harass

在カナダ日系銀行マンは、株式の電子取引システムを立ち上げたときに奇妙な現象に気がついた。一般投資家の株式の売り買い注文から売買成立までの僅かな時間に、銘柄と売買数の情報から先んじて売買を済ませて、利益を確実に手に入れる連中がいると。それは違法ではないので、大手の投資銀行なども同じシステムを構築し莫大な利益を生んでいた。割を食うのは一般投資家だけだった。銀行マンは、そんな不公正を正すために、優秀な人材を集めるのだが…… 「マネーボール」の著者の本。複雑な仕組みを読みやすく説明。変な人物ばかりで面白い。良書。

2016/07/15

molysk

株の買い注文を執行しようとして取引ボタンを押した瞬間に、売りに出ていたはずの注文が消えていた――。ブラッド・カツヤマが謎を解く中で明らかになったのは、10憶分の1秒を競う超高速取引業者の姿。彼らは、分散化した取引所の間を伝わる信号の一瞬の時間差を利用して、一般投資家の注文を先回りすることで利益を得ていたのだ。先回りを無効化する仕組みを開発して、新しい取引所を開設するカツヤマと仲間たち。求めるのは、市場の公正。公正なき市場で損をするのは年金や生保などの大手の機関投資家。そして、その資金を拠出する我々なのだ。

2020/04/21

Panzer Leader

さすがのマイケル・ルイス、「マネー・ボール」や「ブラインド・サイド」などのスポーツ物も良かったけれど、この人が証券・金融業界を描くと筆が冴え渡る。ノンフィクションなのに推理小説のような面白さ。「ウォール街で働く人たちは、嘘をつき、真実を隠し、人をごまかすことで大金をもらっているようなもの」って言葉が強烈。

2015/09/25

橙(だいだい)

小説だと思っていたらドキュメンタリーだった。面白かった。でも証券市場に関する実務的な知識がぜんぜんない人が読んだら、厳しいかも。映画を見た同僚に聞いたら、解説をしてくれた友人がいたけどそれでも十分にわかったとは言えない、と。要は正義のために立ち上がる勇気ある金融マンを描いているわけだが、その逆側にいる人もあまり批判せずに淡々と書いているのがいい。個人的には出てくるプログラマーたちの行動や考え方にとても共感した。プロジェクトXという感じ。金融庁の長官が読んでいてくれることを願う。

2017/07/31

たー

ううむ。こういうのを読んでしまうと株式投資なんてする気が失せてしまうな。そうならないように頑張ってくれた人たちの物語なんだけど、次の手を繰り出されるのもそう遠い未来ではなさそうだ。永遠のイタチごっこ?

2015/05/28

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