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キャプテンサンダーボルト

キャプテンサンダーボルト

キャプテンサンダーボルト

作家
阿部和重
伊坂幸太郎
出版社
文藝春秋
発売日
2014-11-28
ISBN
9784163901947
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キャプテンサンダーボルト / 感想・レビュー

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starbro

阿部和重、伊坂幸太郎共に好きな作家なので思いっ切り期待して読みました。野球小説×スパイ小説って感じで、快調に飛ばしました。スーパー戦隊やメカゴジラ等昭和40年代男が大好きな設定も楽しめました。但し1+1=3を期待したせいか、少し物足りなさを感じました。特に阿部和重のポイズンがなく、かなりマイルドな仕上りになっています。

2014/12/28

遥かなる想い

2015年本屋大賞8位。 伊坂幸太郎・阿部和重の 合作。 かつての野球仲間たちが、 謎に立ち向かう冒険 ミステリーとでも言う べきなのだろうか。 荒唐無稽な謎の設定が 楽しい。 「鳴神戦隊サンダーボルト」公開中止の謎、 B29はなぜ蔵王に墜落した のか? 山形御釜には一体何が あるのか?…最後は 落ち着くべきところで 終わらせた、そんな展開だった。

2015/07/04

yoshida

充実のエンターテインメント。行き違いから謎の事件に巻き込まれる相場。かつての野球仲間の井ノ原と再会した相場。二人はそれぞれの事情で金が必要であり、井ノ原は相場を手伝うことにする。大金が隠されていると睨んだ事件の真相は、細菌兵器による世界の終末を目論んだものであった。相場と井ノ原は図らずも世界を救うために走り出す。私は阿部和重さんの作品が好きなので、以前から読みたかった作品です。伏線の回収の綺麗さに伊坂幸太郎さんとの合作の力を感じた。仙台と山形が舞台なのも二人の合作の雰囲気がでると思う。読後感すっきりです。

2017/11/25

kishikan

ウーん、今回は(も?)とってもハードボイルド。そしていつものように会話は伊坂節炸裂!思わずニヤリ。加えて生物兵器まで登場したスパイアクションもの、それでいて動物愛・家族愛に満ちていて、伊坂小説の集大成みたいな感じ。ダメ押しは、芥川賞作家阿部和重さんとのコラボ、こうなりゃ伊坂ファンならずとも、読まなくちゃ損。ということで山形出身の阿部さんとの合作(どんな合作かは分かりませんが)なので、舞台は仙台と山形で県境を越えました。蔵王のお釜の水がこの小説の鍵。村上病があまりにもリアルで、ネットで調べてしまいました。

2015/04/24

yu

Kindleにて読了。 合作ってどうやって作るんだろう、とか思ってみたり。 伊坂さんテイストを感じることはできたけど、単独作品だったら、もっと小気味良い会話で、もっと悪が強いストーリーになったのでは。と言いながら、阿部さん作品を読んだことがないもので、どういった作風なのかは不明。 ポンセ(で合っているのやら?)が最高に活躍。 銀髪の怪人はもはや人間ぢゃないね(ターミネーターのシュワちゃんしか思い浮かばない)。まぁ、男とは、ガイノイド脂肪が好きな、永遠の少年なんでしょうな。よくも悪くもエンタメな作品。

2015/05/04

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