学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで
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「生きづらさ」を抱える多くの若者へ…「あの花」「ここさけ」の生みの親・岡田麿里の自伝がドラマ化!
『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』(岡田麿里/文藝春秋)
脚本家・岡田麿里の自伝『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』が、前田敦子主演で実写ドラマ化される。この知らせにファンは「どんな風にあの名作アニメが生まれたのかめちゃくちゃ気になる!」と興味津々のようだ。
原作はアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」で知られる岡田が、昨年4月に発表したもの。ひきこもりだった学生時代から上京し脚本家になるまでの道のりを記した同作は、“生きづらさ”を抱える10代20代の共感を呼び、ベストセラーに。ファンから「不登校だった頃の心理描写がすごくリアルで共感できる」「たくさんの共通点に感情移入して泣いてしまった」「ビンビンに伝わってくる“リアル”な言葉に圧倒される」「なぜあんなに心揺さぶる作品が描けるのかがわかった気がした」と好評を博している。
そんな同ドラマの脚本は、作者である岡田自らが担当。これには「自伝の脚本を自分でってすごいな…」「思い入れとか考えが他の人が脚本を書くより断然…
2018/6/15
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学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで / 感想・レビュー
岡本
「あの花」の脚本家・岡田麿里の自伝。著者の経歴が脚本に反映されているだなーと読みながら思った。読んでから「あの花」「ここさけ」を観ると印象が変わりそうで楽しみ。
2018/02/18
ひめありす@灯れ松明の火
十重二十重と地理的に圧迫感をもたらす山々。何処の家の誰で、両親は、祖父母は、と。衆人環視の田舎。二重に閉塞的な環境で、どこにも行けなかった不登校少女の心の叫び。何もかも憎かった。その感情は何もかも強烈に植え付ける。その美しささえ。ブラをもたもたいつまでも付けられない。だから学校へはいけない。凄く的確な描写だと思った。ブラがつけられなければ年頃の少女は学校へ行かなくていい。防御を失って無防備にはなるけれど。そうした小狡さや卑屈さが余さず書かれ、否応なく読む人の胸をヒリヒリさせる。いつか彼女の作品も見てみたい
2018/06/23
おさむ
子供達がファンだったアニメ「あの花」「ここさけ」の脚本家、岡田さんの自伝。自らが登校拒否児で苦しんだ少女時代を、心の葛藤と逡巡と共に、赤裸々に綴る。物語の舞台となった秩父はいまではアニメの聖地として巡礼ファンで賑わっていますが、彼女にとっては「緑の檻」だったんですね・・。過剰なまでの自意識はとっても作家さんらしく、この道を選ばれて正解だと思います。これからも良い作品を作りだして下さい。
2017/08/13
ムーミン
思いを言葉にできる力って大事だな。子どもたちにそんな力・意欲をつけてあげられる先生が育ってほしいな。
2017/08/16
シッダ@涅槃
この人ガッツがすごいある。引きこもりや不登校児に「だからあなたも頑張って」と言うタイプの本ではないですね。
2019/11/02
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