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ナックルな三人

ナックルな三人

ナックルな三人

作家
ねじめ正一
出版社
文藝春秋
発売日
2017-10-26
ISBN
9784163907413
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ナックルな三人 / 感想・レビュー

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starbro

タイトルに魅かれて読みました。ねじめ正一、初読です。中高年ナックルボール偏愛物語といった感じで、楽しめました。子猫の名前もナックルだし、主人公がホームレスになった時の呼称もナックルで、全編にナックルが溢れ出ていました。日本球界にも本格派のナックル・ボーラーが誕生したら、面白いと思うんですが・・・本書は、野球の嫌いな人、特にナックルボールを嫌悪している人にはオススメしません(笑)

2017/12/08

テクパパザンビア

面白かった。大人のための絵本のような内容でした。認知症とナックルボールを絡ませるなんて野球好きで認知症の母親を介護した作者でならではの本でした。

2018/01/06

ぽぷりん

何の因果か、三人を繋ぐナックルボール。ゆらゆらとミットに向かう奇跡は、人生そのものか。若年性認知症を患う石黒を温かく取り囲む2人。どんなに活躍していても、若年性認知症などの病魔に蝕まれると、辛い。

2018/01/21

HaruNii

認知症の症状が現れ始めてもナックルボールを投げ続ける石黒。ナックルボールに引き寄せられ3人が集まる。 読んでいて心地よい話でした。

2019/04/13

ユカリ

野球に夢中になったことがあれば、どれほど年月が経とうと野球少年少女に戻れるのですね。おじさんのピュアなドキドキ感といい、シュールな終わりかたといい、表紙といい、大人の童話みたいでした。

2018/06/21

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