読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

送り火

送り火

送り火

作家
高橋弘希
出版社
文藝春秋
発売日
2018-07-17
ISBN
9784163908731
amazonで購入する

「送り火」の関連記事

第159回芥川賞は高橋弘希の『送り火』に、直木賞は島本理生の『ファーストラヴ』に決定!

 第159回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月18日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川賞」は高橋弘希の『送り火』に、「直木賞」は島本理生の『ファーストラヴ』に決定した。

【第159回芥川賞受賞作品】

『送り火』(高橋弘希)

東京から山間の町に引越した中学三年生の歩。うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは。 <プロフィール> 高橋弘希(たかはしひろき)●1979年青森県十和田市生まれ。2014年「指の骨」にて第46回新潮新人賞を受賞。

【第159回直木賞受賞作品】

『ファーストラヴ』(島本理生)

絶対君主"だった父を殺した娘が抱えていた思いとは? 「家族」という名の迷宮を描く長編小説。 「この世界で、人はレールからはずれることができず苦しみ続ける。 涙を流さずに泣くことの意味を、僕はこれからも考えていくと思う。」俳優・坂口健太郎 <プロフィール> 島本理生(しまもとりお)●1983年東京都板橋区生まれ。都立新宿山吹高等学校に在学中の2001年に「シルエット」で、第44回群像新人文学賞の優秀作を受賞し、…

2018/7/18

全文を読む

関連記事をもっと見る

送り火 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

8月の第一作は、芥川賞受賞作です。芥川賞発表前に図書館に予約したので、早いタイミングで読めました。高橋 弘希、初読です。今回の芥川賞受賞作・候補作を、現状3作読む予定です。本作は、著者版『少年時代』+『ナイフ』といった感じでした。芥川賞らしい作品ですが、現代が舞台の小説ながら、20世紀の作品のようです。青森の田舎とは言え、流石に花札や角力ではないと思うんですが・・・

2018/08/01

文庫フリーク@灯れ松明の火

『指の骨』が印象に残る高橋弘希さん。けれどこの『送り火』では、何を描きたいのか私には掴めなかった。時代的には2000年~2010年頃になるのだろうか。転勤族の父のため津軽地方の僻地へと転校した中3の歩。私は更に古い時代の田舎者だが、いかに田舎とはいえ血を流し命にかかわるような陰惨な遊びを娯楽とはとても思えない。なぜ浅草は「江川の玉乗り」曲芸師・江川マストンの芸が津軽で陰惨なイジメの娯楽として伝えられるのか?ブチ切れた稔の「わだっきゃ最初っから、おめぇが一番ムガついでだじゃ!」が本気で怖い。

2018/12/25

テンちゃん

『歩様、君が上級生からの伝統という残酷な「いじめ」の遊戯に巻き込まれ時、私は怒りで許せなかった』Σ(>Д<)『死をも覚悟しなければならなくなった時、死者の魂をあの世へと送り出す「送り火」の行事と重なり彼らもまた、「送り火」と共にこの世を去らなければならない存在になるかと思うと涙が溢れた』(。-`へ´-。)『「いじめ」を止められない恐怖を感じつつ、それが伝統となり社会を築いていくとしたら、この世はきっと「送り火」として人を「いじめ」殺す事でその役割を永遠に果たしていくのだろうと思った』⇒2ページへ

2018/11/26

ケンイチミズバ

毎日が退屈でつまらない授業ばかり、なにも楽しみがない田舎、デブでのろまなやつがいる、ちょっと苛ついた、じゃあいっちょ虐めでもしたろうか?人間という生き物が二人以上集まると暴力は始まる。何でオレ?何でわたし?暴力に理由がいる?理不尽なのが暴力じゃん。自分の中学時代はいわゆる校内暴力全盛期で本当に酷かった。サッカーの試合は初めから喧嘩だったし、道を挟んだ向いの工業高校の先輩達に無理やり連れて行かれ、伝統だ、お前らもやれと国民学校の窓ガラスに投石した八月十五日。どうかしていたがこの町にいる限り逃げられなかった。

2018/09/25

ゆのん

田舎の風景がとても美しい描写で書かれているのだが、その中で狂気の様な『遊び』が日常的に行われる。山や森、川、畑に田圃。ゆっくりと流れる時間。そんな環境で暇を持て余しているのが、刺激が欲しいのか分からないが精神を崩壊させてしまう様な『遊び』。美しい風景描写が尚一層その残虐さを際立たせている様に感じた。個人的にはあまり好きな内容ではない。

2018/07/23

感想・レビューをもっと見る