読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲

海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲

海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲

作家
土屋健
田中源吾
冨田 武照
小西卓哉
田中 嘉寛
出版社
文藝春秋
発売日
2018-07-20
ISBN
9784163908748
amazonで購入する Kindle版を購入する

「海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲」のおすすめレビュー

王者サメvs.怪物級ライバルの死闘!『ジュラシック・パーク』よりサメが先に誕生!? 約5億年におよぶ海洋生命史

『海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲』(土屋 健/文藝春秋)

 古代の生物と聞けば、恐竜を思い浮かべる人は多いだろう。今年の夏は映画「ジュラシック・パーク」シリーズの新作も公開されたばかりだし、恐竜の人気は根強い。マンモスやサーベルタイガーなんかも見た目のインパクトから印象深い存在だ。

 しかし、地球の生命の進化の源は、海にある。恐竜やマンモス、サーベルタイガーはもちろん、現代の地球に生きる人間を含めたあらゆる生物は、海で生まれた生命から進化してきたもの。海の生命のことはなんとなく忘れられがちだが、こちらにも現代まで脈々と続く壮大な歴史がある。本書『海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲』(土屋 健/文藝春秋)は、そんな約5億年におよぶ海の生命史をテーマにした一冊だ。

 陸には陸で生物の栄枯盛衰があったように、海においても時代ごとに生物としての覇者が存在していた。本書では各時代の覇者となった生物に注目し、その移り変わりから海洋生命史を見ていく構成になっている。

 第1章は「壮大なる“序章”」。肉眼で構造が確認できる大きさの生物が突如として現れた5億7500万年…

2018/8/21

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

honyomuhito

魚たちの祖先はもともと生態系の弱者だったが、顎を獲得したことで強者に躍り出る。その身体もどんどん大きくなりダンクルオステウスとはは8~10mくらいの大きさだったかもしれないとか。なんだかトカゲみたいな顔と口の魚とか、20mくらいあったクジラの仲間とか、歯が35cmあるリヴィアタンて怪物の名前を持つのとか、古代の海半端ないっす!!怪物大戦争です。離れたところか、録画で見たいです!!!https://chirakattahondana.com/海洋生命%ef%bc%95億年史%e3%80%80サメ帝国の逆襲/

2018/10/26

春風

生物の進化史といえば、ふつうカンブリア紀→オルドビス紀→シルル紀→デボン紀と至ったところで、舞台は海から陸上へと移る。では、デボン紀以降の海中の進化史とはどのようなものであったか、というのが本著。海の覇者は、アノマロカリス・頭足類・ウミサソリ等の無脊椎動物から、海棲爬虫類モササウルス、そして、軟骨魚類である新生板鰓類へと移行する。この新生板鰓類こそがサメである。サメ登場後の各地質年代のサメを紹介しつつ、美麗なCGイラストとともに、マニアックでユニークな海棲古生物が時系列ごとに紹介される。

2020/03/18

zoe

ややキャッチィーと思われるタイトル。サブタイトルの方がやや正確な気がする。海洋生物の歴史は、化石以前と化石以後で研究の裏付け度合いが著しく乖離がある。殻や骨が残っても、それ以外は残りにくい。生活痕もまた同じ。地球生命の歴史として種の大絶滅が数度あり、それを耐え抜いた生物の生き残りのうち、プレデターとして食物連鎖の上位にいるのが、ホホジロザメとシャチ。いずれも進化を正確にはたどれない。徹底的に分解すれば、ただの元素の集まりだってことが分かるだけですが、組み立てることが出来た進化って本当に不思議です。

2018/12/09

shamrock

楽しかったわ~。大好きなウミサソリやらダンクルオステウスやら、海の覇権を握った(と思われる)動物について、わかりやすく説明してくれている。童心に帰ったと言いますか、ときめいた。

2018/08/24

金監禾重

タイトルが良くない…サメが覇権を失った時期は明瞭でなく、本書の中で些事に過ぎない。本文で多用する「覇権」をタイトルに入れればよかった。エビカニもタコもウミガメも登場しない。硬骨魚も。とはいえ、内容は世に溢れる「恐竜と人類につながる進化史」の視野の外を埋め、おもしろかった。長大な歴史を早足で語るなかで、タリーズモンスターは4桁以上発見されている、石炭紀のサメはツノゼミのような多様化を見せた、なども知ることができて楽しい。

2019/09/23

感想・レビューをもっと見る