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ゴンちゃん、またね。

ゴンちゃん、またね。

ゴンちゃん、またね。

作家
ビートたけし
出版社
文藝春秋
発売日
2018-09-27
ISBN
9784163909004
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「ゴンちゃん、またね。」のおすすめレビュー

ビートたけしが描く、冴えない作家志望の男と柴犬の話

『ゴンちゃん、またね。』(ビートたけし/文藝春秋)

 辛いとき、寂しいとき、そばに誰かがいてくれたら少し気が紛れる。それが最愛の人だったら心が和らぐ。安心感が芽生え、なんだかなんとかなりそうな気がしてくる。

 冴えない作家志望の男・関口則之の場合は、愛犬のゴンちゃんがそうだった。

『ゴンちゃん、またね。』(ビートたけし/文藝春秋)は、則之とゴンちゃんのお話だ。この物語に、大作に見るような純愛ラブロマンスや炸裂する超アクションはない。けれども、互いに寄り添って生きるひとりと1匹の心温まる絆が描かれていた。

■冴えない男・関口則之の日常

 則之は、作家志望の冴えない青年だ。大学を卒業してしばらくは、両親に甘えながら実家で小説を書いていた。しかし両親を肺ガンで亡くして以降、現実を突きつけられた則之はアルバイトを始めた。月刊誌のテープ起こしだ。

 則之はその月刊誌の編集者と一緒に「私が決断した時」という記事を作っている。作家として創作活動をしなくちゃいけないのに、現実は、生活のためうさんくさいインタビューをまとめて小銭を稼ぐ日々。

 隣に最愛の人がいれば違ったろうが…

2018/10/21

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ゴンちゃん、またね。 / 感想・レビュー

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starbro

図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。ビートたけしは、新作中心に読んでいるタレント作家です。最初絵本かなと思いましたが、カラーの挿絵付の短編小説でした。著者らしい内容、絵も味わいがあります。ツービートも登場すると思いませんでした。

2018/11/17

ケイ

絵もビートたけし。タイトルが不穏で、ゴンちゃんはまだ一歳なのにいつどうなるのかと読んでいて不安で...。ああ、そうか。そうなのか。泣かせるなぁ、もう。あくまでも家族の一員としてではなく、「人間よりお前が好きよ、お前が生き甲斐よ」というのはどうなのかと常々疑問だったのだが(自戒も込めて)、犬と散歩することに生きる意味を見出す人生もそれもまたよし、と思えた。ビートたけしの書いたものの中で、個人的に一番☆

2019/04/21

大福

たけしさんが書いた挿し絵もたくさんあり、一見絵本のような作品。以前読んだ「アナログ」もとても素敵な作品でしたが、この本はクスッと笑えるところもあり、最後の方はせつなくじーんっとしてしまいました。ビートたけしさんは本当に繊細でそして色々と才能をお持ちの方ですね。

2018/12/24

よんよん

たけしさんの中にある優しさが作品に表れている。決して素直に共感するわけでも応援したいと思うわけでもないが、心にじんわりとくる。常識から外れたところにある可笑しさはたけしさんならでは。ゴンちゃんはいつかゴンちゃんに戻るのだろうか。

2019/01/11

ぽろん

ちょっと、下手っぽい挿絵がカラーでふんだんに入っていて、最初は、この絵を見ただけで満足かなと思っていたら、ラストにやられた。途端にゴンの挿絵が可愛くみえる。ゴン愛されてるだけに切ないよ。

2018/11/10

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