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昨日がなければ明日もない

昨日がなければ明日もない

昨日がなければ明日もない

作家
宮部みゆき
出版社
文藝春秋
発売日
2018-11-29
ISBN
9784163909301
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昨日がなければ明日もない / 感想・レビュー

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starbro

宮部 みゆきは、30年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。杉村三郎シリーズも読み続けています。安定の面白さの中編三本、オススメは、『絶対零度』です。スポーツは大好きですが、体育会系のノリは大嫌いです (@_@;)

2018/12/30

タイ子

久しぶりの杉村三郎シリーズ第5弾、3つの中編。探偵の仕事って言うのも大変だなぁ。仕事を請け負い内偵したらこんなヤツだったという、それでもしっかり受け止めなければいけない。挙句の果ては事件性にもなるという。でも、杉村の周りの人たちの優しさ、おおらかさが読み手の緩急にもなる。宮部さんはそういう人物描写の本当に上手い人だと思う。クズみたいな輩、結婚式をおじゃんにしてしまう花嫁、腹立たしくて傍にいたら殴ってやろうかと思う母娘。彼らには家族がいるのに…。読後感はどれも爽やかにはなれないけど人生感は味わえたかな。

2019/01/17

fwhd8325

ちょっと切ない。3つの物語は、一癖も二癖もある女性が主人公ですが、どの物語も、あの事件かなと想像できます。宮部さんは、相変わらず日常にあった事件を巧く物語に仕上げています。杉村三郎は、かつてドラマで演じていた小泉孝太郎さんをイメージしてしまいますが、全く邪魔になりません。できれば、どこかの枠でドラマも再開してほしいです。

2018/12/23

修一郎

杉村三郎シリーズも5作目だ。当初は人のいい杉村さんがいやな奴らに振り回される後味悪いシリーズだなぁと思っていたものだが,今はこの身近な悪意に挑む探偵さんにすっかり引き込まれている。杉村さんの周りの人たちはいい人なんだけども,依頼人の周りの嫌な奴ぶりといったら‥杉村さんがこの悪意に柳腰で立ち向かう姿にジンしてしまう。すでに小泉孝太郎さんが頭に浮かんでしまうのでなおさらだ。今回から警察の人が登場したけども,杉村さん,扱う事案は凶悪事件じゃなく,このまま市井の悪意であってほしいデス。3篇どれも素晴らしかった!

2019/01/23

いつでも母さん

杉村シリーズ2年ぶりの第5刊。探偵が板についてくるも、なかなか依頼が舞い込まない日々。そこでの連作3話。どれもイヤな女性の話。初めの『絶対零度』優美夫婦は最低。優実の母も苦手です。そして体育会系の先輩関係は許せない。田巻の凍った笑顔が哀しいよ。立科警部補はタイトル作にも登場。これからもっと関わることになりそうですね。タイトル作は私も姉がいるのでちょっと複雑な思いも抱いて読んだ。姉妹・親子・・一つとして同じ状況はないし一筋縄ではいかないことが多々あるのだ。宮部作家、次はどんな事件を読ませてくれるだろう。

2018/12/30

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