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かわたれどき

かわたれどき

かわたれどき

作家
畠中恵
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-14
ISBN
9784163909677
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かわたれどき / 感想・レビュー

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いつでも母さん

やっと、やっと麻之助の時計が再び動き始める気がする今作。連作6話。読みながら、あゝこんな人達だった。こんな人情溢れた『まんまこと』シリーズだったと思い出す。暫くご無沙汰のシリーズだったのだなぁ・・次作では小十郎さんと親戚になっている麻之助なのかな。

2019/03/24

タイ子

いつの間にかシリーズも第7弾。町名主の麻之介の活躍が日々めざましくなっていて頼もしい。それだけ仕事も増えるようで人の好い麻之助も愛猫ふにと遊んでる暇もないほど走り回っているのである。お魚くわえたどら猫を追っかけて~♪口ずさんでしまいそうな場面でクスリと。今回は番茶も出花の可愛い娘たちが次々登場、お寿々さんを亡くした寂しさをまぎらわしてくれるほどに女ごころに振り回される巻。事件の解決にお馴染みのメンバー総出で繰り出すのも楽しい。麻之助の心にいつしか忍び込んだ娘とのこれから先がどうなるか楽しみ!

2019/06/12

ほわ~としたシリーズですがハッピーエンドだけじゃ無いのも印象的です。良いことも悪いこともいっぱいあって、みんながどうなって行くのか楽しみです

2019/04/29

万葉語り

シリーズ7作目。お寿ずを失ってから止まっていた麻之助の時がようやく動き始めた。ときぐすりを経てかはたれどきへ。まだ杳として知れない彼の前途だが、彼は自分が思って欲しいほどできないやつではないと、周囲が認めはじめてしまっている。彼の治める町は住みやすいだろうと思う。2019-062

2019/04/28

真理そら

いつまでもガキっぽかった悪友3人も時の流れに従って大人になってきている。一葉はライバルが登場して初めて自分の気持ちに気付いたのだろうか。麻之助は頼りなく見られたり「おじさん」扱いされたりして不憫だ。きっぱりした愛の物語の表題作がいい。

2019/03/02

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