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マイ遺品セレクション

マイ遺品セレクション

マイ遺品セレクション

作家
みうらじゅん
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-07
ISBN
9784163909721
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「マイ遺品セレクション」のおすすめレビュー

「死ぬまで捨てるもんか!」尿瓶、変な掛け軸…みうらじゅんの『マイ遺品セレクション』

『マイ遺品セレクション』(みうらじゅん/文藝春秋)

 みうらじゅんといえば、「ゆるキャラ」という言葉・概念の生みの親。その楽しみ方を世に広め、日本の一大文化にまでしてしまった人物だ。

 しかし、彼が収集し続けているモノをまとめた新著『マイ遺品セレクション』(文藝春秋)を読むと、世間にまでブームが広まったものはごく僅かだと分かる。同書で紹介されている収集物は56に及ぶが、ゆるキャラ以外は「みうらじゅんさん以外、まだ誰も価値を見出してないんじゃ……」というものばかりだ。また、ここでの「遺品」の定義は、故人のゆかりの品物ではなく、みうらじゅんが“死ぬまで絶対に手放さないもの”だ。

 ラッセン風のイルカの絵が描かれた、誰も床の間に掛けたがらない変な掛け軸「変軸」。土産物屋にある一点物の木彫りの置物「きぼりん」。今や使用品まで集めている「シビン(尿瓶)」。冬場になると旅行パンフ置き場を赤一色に染める、カニが描かれた旅行パンフレット「カニパン」……。

 よくよく考えると、どこか見た目や存在感に可笑しみがあるものだが、「だからって、それを集める?」というものばかりだ…

2019/2/26

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マイ遺品セレクション / 感想・レビュー

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ダミアン4号

世は“断捨離”ブーム…要らない物は処分してシンプルイズベスト!スリムでスタイリッシュな生活をという流れに“一石を投じる”みうらじゅん氏(笑)わかるわぁこの感じ!誰に理解されずとも心の中の“何かが”「集めよ!追求せよ!」と告げている(笑)自分がこの世を去った後、遺族が「ったく…なんだこりゃ?なんでこんなもん…」と呟くであろう事を想像しながらも…でも、やっぱ止まれらんないのよねぇ(笑)あっ!同じもの集めてたってぇ~のから、そりゃ変態だわ(笑)…流石みうら氏(笑)…あの“毎日が地獄です”Tシャツ欲しいんですけど

2019/05/31

chika

MJ遺品博物館です。(笑) 特にグッときたのは、Since、シビン、アウトドア般若心経、ヤシやん、ブロンソングッズ、みうらじゃん賞、変軸、床のマート、あっ たくさんあるっ!収集癖と発表癖の二大癖の賜物。伊豆高原にある、まぼろし博覧会とコラボしたら面白そう!^_^

2020/05/25

gtn

著者のマイ遺品のうち、シビンが健在であることを最近確認する。先日まで、ふとした病で入院していたが、同室に70過ぎくらいの男性がいた。真夜中に室内の洗面所で長時間洗い物をしたり、明け方に電気髭剃りを使ったり、なかなかの傍若無人ぶり。挙句の果てに、朝4時ごろ、寝惚けたのか自分のシビンを蹴飛ばして倒した。男性の叫び声とともに、液体が床を浸食していく。私は、その男性のことを「シビン」と呼ぶのはあんまりなので、「団塊」と名付けた。

2020/05/23

おかむら

MJの収集癖エッセイ。「since」「カスハガ」「冷マ」「カニパン」「ヌートラ」「地獄表」等々。地方の煤けた土産物屋さんや道端のただの看板に嬉々としてる様子が伝わってきます。安齋さん(空耳)と旅館に泊まるとき、床の間を仕入れてきた土産物で勝手に飾り付けて、布団を敷きにきた仲居さんにマアーと言ってもらうのを想像して楽しむ「床のマート」って話がすごい好きー。

2019/08/17

ツバメマン

みうらじゅんも数々の収集品を“マイ遺品”と名付ける年齢になりましたか!ゴムヘビ、カスハガ、ゆるキャラ、飛び出し坊や、ムカエマ…みうらファンとしては全部知ってるよ!…ん?二穴オヤジ?“アンクリア”ファイル?ナナフシ・マップ?これは知らなかったなあ。何れにせよ、これからも「どーかしてるよ!」という新しい“マイブーム”に期待しています!

2019/05/06

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