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マイ遺品セレクション

マイ遺品セレクション

マイ遺品セレクション

作家
みうらじゅん
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-07
ISBN
9784163909721
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あらすじ

「マイ遺品」とは、「死ぬまで捨てるもんか!」と強い意志を持って収集し続けているモノのこと。

還暦過ぎても生前整理や断舎離は一切やらず、人に見せて笑ってもらうためだけに倉庫まで借りて集め続けている「マイ遺品」を一挙大公開!

ヤシの実を使ったキャラ人形など、もらってもうれしくないみやげ物(「いやげ物」と命名)、街で見かける「Since○○」と書かれた看板の写真、世界各国盤のボブ・ディランのレコード(デザインはほぼ同じ!)、子供の交通事故防止のために立てられた「飛び出し坊や」の写真、名所があまりない土地に発生しがちなカスみたいな風景の絵葉書(「カスハガ」と命名)、カニの表紙がおいしそうな旅行パンフレット(「カニパン」と命名)、冷蔵庫にはられがちな水道工事などの宣伝マグネット(「冷マ」と命名)……。

著者ならではの視点でカテゴリーを作り、独自のセンスで名前をつけて、「メディアで発表することを前提」で集めまくった「自分にとっては大切なモノ」たちを「遺族は困るだろうけど、死ぬまで捨てられないマイ遺品」として、熱い文章と集めた証拠写真で紹介。

コレクションや趣味の域をこえてもはや「集めることが癖になってしまった」という著者の「マイブーム」の集大成!

電子書籍版では写真が全てカラーになっています!

「マイ遺品セレクション」のおすすめレビュー

「死ぬまで捨てるもんか!」尿瓶、変な掛け軸…みうらじゅんの『マイ遺品セレクション』

『マイ遺品セレクション』(みうらじゅん/文藝春秋)

 みうらじゅんといえば、「ゆるキャラ」という言葉・概念の生みの親。その楽しみ方を世に広め、日本の一大文化にまでしてしまった人物だ。

 しかし、彼が収集し続けているモノをまとめた新著『マイ遺品セレクション』(文藝春秋)を読むと、世間にまでブームが広まったものはごく僅かだと分かる。同書で紹介されている収集物は56に及ぶが、ゆるキャラ以外は「みうらじゅんさん以外、まだ誰も価値を見出してないんじゃ……」というものばかりだ。また、ここでの「遺品」の定義は、故人のゆかりの品物ではなく、みうらじゅんが“死ぬまで絶対に手放さないもの”だ。

 ラッセン風のイルカの絵が描かれた、誰も床の間に掛けたがらない変な掛け軸「変軸」。土産物屋にある一点物の木彫りの置物「きぼりん」。今や使用品まで集めている「シビン(尿瓶)」。冬場になると旅行パンフ置き場を赤一色に染める、カニが描かれた旅行パンフレット「カニパン」……。

 よくよく考えると、どこか見た目や存在感に可笑しみがあるものだが、「だからって、それを集める?」というものばかりだ…

2019/2/26

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マイ遺品セレクション / 感想・レビュー

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tomomi

いいね、しんどい時には、みうらじゅん。遺品=死ぬまで捨てられない物、というわけでお馴染みの品々だがその苦行ぶりがいちいち笑える。特に私が好きなのは、白雪姫の小人と鉛筆たての穴がセットの「二穴おやじ」。一時はありとあらゆる観光地の土産物屋にあって、MJをして「いいかげんにしてくれ」状態だったのが、さすがに買う人が他にいなかったせいか今ではみうら家でしか見られないという貴重なお宝。観光地のポストカードセットの中に必ず1枚あったハズレの変な写真「カスハガ」も凄そうなので「カスハガの世界」まで買ってしまった。

2019/03/13

チョビ

今までのマイブームコレクションの言い方を変えただけの、彼の収集癖の総まとめ。それを「遺品」ということでどうにか断捨離しないポリシーを貫きたいらしい。というか、収集なくしてMJなしだろ、ご家族さんどうか勘弁してあげて、笑っちゃうじゃない!

2019/02/28

K.C.

みうらじゅん氏を追っかけていれば、あぁ見た見たというモノばかりであるが、筆者の人生を賭した収集癖(失礼)のキュレーションがここに。美術展のパンフレットのように煌びやかではないが、まさに異彩を放つ一冊。

2019/02/11

Koji

買った帰りの電車で読んで失敗しました。 まわりは無表情にスマホの画面を見ているのに、私は半笑いで本を読んでいます。 まわりからは不気味がられたに違いない。 Since、ゆるキャラなど有名どころはともかく、仁鶴さんグッズは初見。 青影の話は意外です。 そこがいいんじゃない

2019/03/02

海山ごはん

くだらない。 あまりにもくだらない。 でも、そこが良いんじゃない? 収集をもはや修業と呼ぶ、みうらさんの根性に頭が下がる。

2019/02/23

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