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瞳のなかの幸福

瞳のなかの幸福

瞳のなかの幸福

作家
小手鞠るい
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-22
ISBN
9784163909783
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あらすじ

いままでは、少しだけさびしかった。でも今は、幸せの意味を知ってる。
金色の目をした小さな「幸福」が教えてくれたこととは――。


東京でカタログ雑誌の副編集長をしている、妃斗美(ひとみ)。
長く付き合ってきた恋人から婚約を破棄された過去を持つ彼女は、
その後、35歳になるまで他の人とは恋愛せずに生きてきた。

「姉貴もそろそろ結婚しないと、薹(とう)が立ってくるぞ」
実家で弟に心ない言葉をかけられ、
やりきれない思いをかかえながら東京に戻ってきた妃斗美の目に留まったのは、
不動産屋の「お買い得な一軒家有り」という貼り紙だった。

「家さえあれば、ひとりでも」

突然、そんな思いにとりつかれた妃斗美は、理想の家を手に入れるために動きはじめる。
保証人問題など波乱のすえ、やっとのことで家を手に入れた途端、
天から降ってくるように訪れたのは、最高のパートナー、猫との出会いだった。

猫は、彼女に何を与え、何を奪っていったのか。
幸せの意味を問い直す、傑作書き下ろし長編。

瞳のなかの幸福 / 感想・レビュー

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しゃが

「幸福」という語彙が生活のなかでしっくりこなく、好きではない私だが、小手鞠さんの作品だから手に取った。最初はよくある30代の働く女性を取り巻く環境のようなものかと読み進めていた。が、挿入詩や名言のようなものも含め、ラストはホッとできた。主人公妃斗美さんは自分の考える選択肢のなかから一つではなく、多様な生きかたを歩み始めることに好感がもてた。「あれもこれも」の生きかたでもいいのだ。猫マニアのかたには癒される作品かも…。

2019/03/24

信兵衛

妃斗美のワクワクと酔いしれるような幸福感、リアルに共感できるなぁという感じ。

2019/03/19

mari

女性の生き方って難しい。小手鞠さんの言葉は胸に染みます。何回も読みたくなる本だと思う。表紙も本の手触りも素敵です。幸せの招き猫ちゃんと運命の出会いしたいです。

2019/03/11

スクランプ

猫のいる生活、子どもとはまた違うのかな。ムトくんも拓さんも掴み所がない。猫っぽい?きっと妃斗美さんは美しい人なんだろう。

2019/03/21

エレーナ

雷ちゃんは何処へ行ったのかな、戻って来ないのかな?? 読んでいて、とても切ない気持ちになった。「幸福はぎりぎりのところで保たれている綱渡りの綱のようなもの」という言葉が、心に残った。

2019/03/17

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