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座席ナンバー7Aの恐怖

座席ナンバー7Aの恐怖

座席ナンバー7Aの恐怖

作家
セバスチャン・フィツェック
酒寄進一
出版社
文藝春秋
発売日
2019-03-08
ISBN
9784163909929
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あらすじ

娘の命が惜しければ、おまえがいま乗っている飛行機を落とせ。
事件解決のデッドラインはブエノスアイレス発の旅客機がベルリンに着陸する瞬間。
とんでもない仕掛けをひそませた〈閉鎖空間タイムリミット・サスペンス〉!

出産を控えた娘に会うため、精神科医クリューガーは旅客機に乗り込んだ。だが機が高空に達したとき、携帯電話が鳴る。相手は言う――娘を誘拐した。解放してほしければその旅客機を落とせ。同機のチーフパーサーのカーヤは、高校生だったときに無差別銃撃事件に巻き込まれ、心の傷を負ってクリューガーの患者となった。彼はカーヤの心の弱点を知り尽くしている。そこを突いて彼女の心を破壊し、飛行機を落とせ。

一方、ベルリン。クリューガーの娘ネレは若い男に拉致された。どことも知れぬ廃墟に監禁されたネレ。その行方を追うクリューガーの元恋人フェリ。空の密室に閉ざされたクリューガーは、なんとか事態の突破口を見出そうと恐怖に駆られつつ奔走するが、謎は深まるばかり。無差別銃撃事件の隠された真相とは? そして、なぜ機内には死んだはずの彼の妻の香水がどこからともなく香ってくるのか……?

飛行機内で展開する謎また謎。監禁された女性をめぐる必死の追跡と、その陰に張り巡らされた奸計また奸計。ドイツのベストセラー作家が再び贈る閉鎖空間サスペンス。すべての謎が解かれたとき、物語全体に波及する真実が明らかになる!

座席ナンバー7Aの恐怖 / 感想・レビュー

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あさうみ

おすすめ!前回は船、今回は飛行機!地上と飛行機内…あらゆる謎と犯行が同時進行していき、巧みに読者を惑わす。読み始めたら最後、睡眠時間を盗まれるミステリーです!誰が黒幕なのか!?上手く伏線が巡らされていると唸る1品。彼の作品は辛い後味もあるが…ああ、前回よりも好き!楽しみました!

2019/03/09

しゃお

著者の前作「乗客ナンバー23の消失」は著者らしい悪意が満ちたサスペンスで謎が謎を呼ぶ多重構造のような作品でした。一方、本作は前作ほど凝った構造ではなく、道筋的には一本に近いので、閉鎖された空間と迫るタイムリミットもあって前作以上に緊張感が畳みかけるように迫ります。また主人公が抱えて痛みは昇華されるようなラストも切ないながらも清々しいものがあり、読後感も悪くないので、前作よりもフィツェック初心者にお勧めしやすい作品かも。

2019/03/16

かなた(4月から新社会人)

評価:○ 内容:出産を控えた娘ネレに会うため、精神科医クリューガーは旅客機に乗った。その機が高空に達した時、携帯電話が鳴る。ある男は言った「娘を誘拐した」と そして、解放したければ、機内に乗っている元患者を探し、破壊的な精神状態に戻せと。つまり、飛行機を落とせということだった。一方、ネレはある若い男に誘拐され、監禁されていた…… 感想:めちゃ、面白いと感じました。 映画化できそうな内容だと感じました。 分厚いですが、非常に読みやすいです。スラスラ読めます。

2019/03/13

一乗寺隼人

娘を誘拐された精神科医が誘拐犯に自分が乗っている飛行機を墜落させよ、でなければ娘は死ぬと脅迫される。娘の命か、自分を含めた飛行機の乗客の命か選択を迫られる主人公。地上の知り合いに協力を仰ぎ、解決方法を探る・・・。迫真に満ちた上質なサスペンスでした。衝撃の結末はやはり読んだものでしか味わえない深いものです。御一読あれ。

2019/03/13

新幹線の行き帰りで密閉感を堪能(?)地上パートもほどよく挟まれるのでスムーズに一気読み。精神科医の主人公がささいな兆候で人の状態を読んだり言葉だけで状況をコントロールしようとするのが面白かった。著者あとがきの「ヴィーガンに他意はありません」に噴いた いやでもあれはかなりあれでは

2019/03/24

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