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いけない

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作家
道尾秀介
出版社
文藝春秋
発売日
2019-07-10
ISBN
9784163910512
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「いけない」のおすすめレビュー

BOOK OF THE YEAR 2020投票スタート! まずは2019年小説部門を振り返る!半沢直樹じゃない、もうひとつの池井戸潤作品

『ノーサイド・ゲーム』(池井戸潤/ダイヤモンド社)

『ダ・ヴィンチ』の年末恒例大特集「BOOK OF THE YEAR」。今年の投票期間がいよいよスタート! ぜひあなたの「今年、いちばん良かった本」を決めて投票してみてほしい。  ここで改めて2019年にどんな本がランクインしたのか振り返ってみることにしよう。

 2019年の首位に輝いたのは池井戸潤の『ノーサイド・ゲーム』。左遷されたエリート社員が、成績が低迷するラグビー部の改革に乗り出す物語が、働く大人の圧倒的な支持を得た。大泉洋主演でのドラマ化や、ラグビーW杯で日本代表がベスト8入りを果たした快挙も追い風となったが、やはり決め手は作家と作品の質への信頼感。「池井戸潤は裏切らない」、そんな熱い声が2018年から2年連続の首位に押し上げた。

『小説 天気の子』(新海誠/KADOKAWA)

 2位は新海誠の『小説 天気の子』。観客動員1000万人超を記録したヒット作を、監督自らがノベライズ。映像では表現しきれなかった心理描写を盛り込むことで、鑑賞後の補完テキストとして若年層の心を掴んだ。

『沈黙のパレー…

2020/9/4

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いけない / 感想・レビュー

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starbro

道尾 秀介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。厭謎ミス連作短編集、雰囲気は楽しめましたが、完全に理解出来ていません。再読しないと『いけない』⇒原則再読しません。オススメは、『その話を聞かせてはいけない』でした。『馬珂』という名前は、日本社会で非常に生き辛い名前です。

2019/08/12

bunmei

一つ一つの事件にかかわる人々が絡み合い、最後の章で全てを回収していく、道尾秀介さん得意の連作サスペンス。自殺の名所『弓投げ崖』での交通事故をベースにしながら、別々の事件が展開し、3章までは❓が残ると思います。しかし、その各章の終わりに掲載れている1枚の写真こそが、本編の謎解きのヒントになっているので、見落としにご用心!まんまと筆者に騙されていたことに気づかされ、4章に繋がります。多分、二度読みしてみるとスッキリするかもしれません。そして、第4章では、これらの全ての事件が繋がりを見せて、謎が明かされます。

2019/08/20

ウッディ

自殺の名所と知られる「弓投げの崖」を過ぎたトンネルで起こった1件の交通死亡事故を発端に蝦蟇倉市で起きた殺人事件、誰が死んで、誰が犯人なのか、真相を避けながら不穏な雰囲気で進むストーリーが道尾さんらしい。そして、1枚の絵で明らかになる驚きの真実。ミステリー好きには面白いのかもしれないが、物語自体に魅力がないためか、仕掛けが複雑すぎるのか、オチがわかった後のスッキリ感が少ないのが残念でした。こんな風にこの本をけなすのも「いけない?」

2021/03/13

青乃108号

読んだけど。道尾秀介。部分的には好きな部分もあったにはあった。しかしながら、わざわざ、この様に故意に解りにくい、物語をしたて上げるその神経が、俺には解らない。しかも最後に写真ときた。小説は文字で表すものであって、最後に写真を一枚、ポンって貼って、これで終わりです、解ったでしょう、え、解らなかった?もう一回読んでみます?最初から。気に入らない。やっぱり好きではない。道尾秀介。金輪際、読まない。

2023/11/14

うっちー

うーん。ひねり過ぎ

2019/10/03

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