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絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV

作家
石田衣良
出版社
文藝春秋
発売日
2019-09-12
ISBN
9784163910888
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外国人留学生の搾取、引きこもりビジネス…現代社会の闇を描く「IWGP」シリーズ最新刊!『王様のブランチ』でも紹介され話題に!

『絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV』(石田衣良/文藝春秋)

 20年以上にわたって人気を集める“IWGP”シリーズの最新刊、『絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV』が2019年9月12日(木)に発売された。外国人留学生の搾取や猫の虐待、危険を顧みない暴走車、引きこもりビジネスなど現代的なテーマが盛り込まれた作品に、「色々な人の“痛み”が描かれていて、読みながら涙があふれた」「マコトと仲間たちの弱者に寄り添う優しさがたまらない」と絶賛の声が相次いでいる。

 同シリーズは池袋を舞台に、トラブルシューターのマコトがストリートギャング「Gボーイズ」の“キング”タカシと共に事件を解決していく青春ミステリー。第15弾となる今回の作品では、外国人留学生の夢を搾取する「絶望スクール」をめぐる物語が表題作に。ある日マコトは、ミンというベトナム人留学生の少女がトラブルに巻き込まれていることを知る。そこで彼女の身辺を調査したところ、浮かび上がってきたのは留学生を搾取する日本語学校の存在だった―。

 9月14日(土)に放送された『王様のブランチ』(TBS系)…

2019/9/25

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「今の時代の若者にも見て欲しい」 『池袋ウエストゲートパーク』がアニメ化決定!

『絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV』(石田衣良/文藝春秋)

 石田衣良の代表作『池袋ウエストゲートパーク』が、2020年にテレビアニメ化されることが明らかに。「この時代にアニメ化とか嬉しすぎる!」「絶対神アニメになるじゃん」と、原作ファンから歓喜の声が相次いでいる。

 同作は1998年に刊行された小説。池袋にある公園・通称ウエストゲートパークを中心に、“トラブルシューター”のマコトやストリートギャングの“キング”と呼ばれるタカシが活躍するミステリーだ。2000年には監督・堤幸彦と脚本・宮藤官九郎のタッグでドラマ化され、長瀬智也が主演。ファンからは「ドラマも原作もカッコよくてワクワクが止まらない」「ストリートに生きる若者たちに心を掴まれる」「社会のリアルを描きつつエンタメ作品としても最高」と、今なお絶賛の声が後を絶たない。

 ドラマのほかにコミカライズや舞台も制作され、『少年計数機』『骨音』『電子の星』といった続編も登場。シリーズ累計発行部数は420万部を突破し、2019年9月12日(木)には第15弾『絶望スクール』が発売される。

 アニメの…

2019/9/12

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絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV / 感想・レビュー

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starbro

IWGPシリーズ完読プロジェクト、今回は最新刊XV巻です。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11337296?sort=book_count&order=desc 安定の面白さですが、今回はあまりインパクトがありません。オススメは『西池袋ドリンクドライバー』です。 IWGP公式サイトがリニューアルされました。 http://www.bunshun.co.jp/pick-up/iwgp/

2019/10/16

ウッディ

猫の虐待、通学路の暴走車、法外な価格の引きこもり支援会社、外国人留学生から搾取・・池袋周辺で弱いものいじめをする悪党たちに正義の鉄槌をくだすマコトとキング率いるGボーイズ。このシリーズも15作目となったが、毎回新鮮に感じるのは、時代とともに変化する犯罪を描き、法律の抜け穴を見つけるどんな知能犯がいても、きちんとマコトたちが制裁してくれる安心感もあります。短編集のせいか、一つ一つの話が軽く、薄っぺらい印象があるけど、それも含めてIWGPシリーズの魅力なのだろうと思いました。

2020/02/27

あきぽん

捨て猫、ひき逃げ被害者家族、ひきこもり、底辺留学生。弱い立場の者を痛めつけ搾取する者への激しい怒りと、弱者へのあたたかいエール。もともと「若者の今」を描いていたこのシリーズ、こんな感じになって長く続くのはうれしい誤算‼

2020/02/06

ででんでん

このシリーズが始まったときの感動を思い出してしまう。実に息が長いシリーズ。その都度の石田さんの時代の切り取りかたがいい。そしていつものメンバーがやっぱり魅力的なのだ。過去も振り返ったりしながらの展開が楽しい。ゼロワンに出会えて嬉しかったが、彼の敗北宣言は切ない。だからといってストップしてしまうような彼ではないけど😊「要町ホームベース」には、かなり感情移入してしまった。また「目白キャットキラー」の尾長先生の言葉が良い。「だがな、人間昔なにをしたかじゃないだろ。今なにをしてるかだ」涙腺への攻撃も受けた1冊。

2019/11/29

美登利

IWGPも15作めか〜。ネタ切れも無く今回も面白く楽しめました。マコトとタカシの関係にいつもニヤニヤとしてしまうのがお約束。極寒のシベリアよりも冷たい声って(笑)マコトのお母さんも多めに絡んでドタバタ漫才のようでホッとできるシーンもあります。引きこもりの高年齢化、確かに働いて支えている世代は減っていく一方で増えているんですよね。私も身近に考えさせられるトラブルもあるので余計に真剣に読みました。このスカッとするIWGPの物語はこれからも長く続けて欲しいです。衣良さんどうぞよろしくお願いします。

2019/11/17

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