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少年と犬

少年と犬

少年と犬

作家
馳星周
出版社
文藝春秋
発売日
2020-05-15
ISBN
9784163912042
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「少年と犬」のおすすめレビュー

【全作品紹介】太宰治の孫・石原燃のデビュー作も候補に! 第163回芥川賞・直木賞ノミネート

 日本文学振興会が主催する「第163回芥川賞・直木賞」のノミネート作品が、2020年6月16日(火)に発表された。この記事ではそれぞれの候補作について、読者からの反響を交えながらご紹介。「どんな作品があるのか気になる!」という人は、ぜひ参考にしてみてほしい。《紹介順はそれぞれ著者名五十音順》

芥川賞候補(1) 石原燃『赤い砂を蹴る』(『文學界』6月号)

『赤い砂を蹴る』(石原燃/文藝春秋)  今回の候補作のうち、最も話題を呼んでいる作品のひとつ。作者は純文学作家・津島佑子の娘であり、太宰治の孫である石原燃。デビュー作となる『赤い砂を蹴る』では、ブラジルを舞台として母娘の“たましいの邂逅”を描いている。

 読者の共感を誘うストーリーテリングが評判を呼んでいるようで、ネット上では「読み始めたら止まらなかった。一人の娘である自分と重ねて読んだ。だからこそ、ブラジルの大地が人生を肯定してくれるようで救われた」「素晴らしく読みごたえのある小説。子育てに纏わる諸課題に、女性が否応なしに直面させられるロールモデル。最後に描かれる、母と娘による魂の邂逅が愛おしい」とい…

2020/6/18

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少年と犬 / 感想・レビュー

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starbro

馳 星周は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。愛犬家の著者の犬本、3作目だWAN。釜石(東日本大震災)~熊本(熊本地震)ドッグ・ロード・ノベル、奇跡の物語、感涙作でした🐕🐕🐕 https://books.bunshun.jp/articles/-/5521

2020/06/13

タイ子

どこから来たのか不明の一匹の犬。愚かで愛おしい人間たちの運命に寄り添い見届け、何かの目的を持って何処に去る神が遣わした犬と人間たちの6つの物語。本名は多聞、でも出会う人たちのそれぞれの想いで呼ばれる名前。薄汚れた姿、時にはケガをして獣医に運ぶ必要があり、どこの馬の骨やら(いや、犬です)分からない動物が突然目の前に現れたら私ならどうする?多聞の最終目的が分かった時、動物と人間の絆を運命と呼ぶしかない。震災をテーマに犬を愛してやまない馳さんならではの感動作。涙、涙のラスト。2020年直木賞候補作。

2020/07/10

おしゃべりメガネ

何度も直木賞候補にノミネートされながら、なかなか受賞に至らなかった馳先生の直木賞受賞作品です。タイトルのとおり、ズバリある一匹の「犬」との'ふれあい'をロードノベル的に綴る作品です。6編からなる連作で、どの話も温かみ満載な素晴らしい構成で直木賞受賞も納得の仕上がりです。犬が好きな方は間違いなくハマれる一冊かと思われます。何よりも読みやすさがピカイチで、アッという間にどんどん読み進めていける作風にストレスを感じるコトなく、スッキリ読了できるのがありがたいです。本作をきっかけに他の作品もブレイクしますように。

2020/08/07

修一郎

馳さんの犬モノは人気ありますね。ちなみに私は馳犬初読です。震災で別れた少年にたどり着くまでに5年,凛としてブレない多聞の決意に涙です。無垢な少年と犬とが結んだ絆を犬を愛する馳さんが書きあげました。その土地土地で多聞は人と関わりを持ちますが,短編5作中,表題作【少年と犬】が一番でした。この少年にたどり着くために短編を書き継いでいったのだそう。表題作の(少年と犬)をもっと長く読んでいたいと思いました。直木賞選考,犬好きの先生方にきっと刺さると思います。。

2020/06/29

ゆみねこ

第163回直木賞受賞作。南を目指す一頭の犬、マイクロチップの情報で名前は『多聞』。仙台・富山・滋賀・島根、そして熊本へ。傷ついた人にそっと寄り添う犬が最期に起こした奇跡、「少年と犬」の章は涙腺崩壊。感動作、お薦め本です。

2020/06/24

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