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夢七日 夜を昼の國

夢七日 夜を昼の國

夢七日 夜を昼の國

作家
いとうせいこう
出版社
文藝春秋
発売日
2020-10-29
ISBN
9784163912806
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夢七日 夜を昼の國 / 感想・レビュー

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アナーキー靴下

「夢七日」は生きている者が勝手に背負ってしまう心情がひしひしと感じられ、鮎川信夫の詩「死んだ男」を読んだときと似た気持ちになった。しかもその気持ちが100ページ以上にわたって続くのだから堪らない。寂寥感、無力感、自責の念、やり場のない怒り…そうした重さに押し潰されそうになる。ラストは圧巻で、心に残る作品。「夜を昼の國」はお染と久松の話。うっすら聞いたことがあるかも程度の私でも十分楽しめた。登場人物と作者が並列に存在する話の仕掛けが新鮮。やったことをやり返されても文句は言えないというのも理にかなっている。

2020/12/01

rosetta

いとうせいこうはイメージ先行で、どうも自分とはあんまり相性が良くないのかも知れない、ほら、俺って理性が先行するタイプだからさ(笑)「夢七夜」は自転車事故で五年間昏睡状態にある«君(木村宙太)»の夢を主人公が語っている。小説なのか作者のエッセイなのか判然としない感じ。桜を見る会とかフクシマとかパレスチナとか香港とか繰り返し出てくるけど基本的に殆ど取り留めがない。「夜を昼の國」は歌舞伎や浄瑠璃等で何度も取り上げられるお染久松の心中を、生まれ変わりの女子がグダグダ現代に例えて語る話。こっちはちょっとは好きだけど

2021/04/20

なつみかん

いとうせいこうさんでは3冊目、時に書評に目を留めて気にかかり手に取って読むのだけれど・・・僕には荷が重いのかなぁ?追いかける文字が入ってこなかった。

2020/12/06

華形 満

夢7日は昏睡状態の元教え子をその教師だった人物がその意識を俯瞰している状況が綴られているが、所々にサブリミナルの様に現代社会への皮肉が織り込まれていて思想的なのが気になった。第一階層から十二階層まで到達し、7日後に再び第一階層へと戻るが、戻ったのではなく別の第一階層へたどり着いたと言うべきだろう。夜を昼の國は、浄瑠璃の古典をベースに現代のSNS社会を暗に揶揄している様な内容。ただ浄瑠璃に疎い私にはサッパリ意味不明な内容で飛ばし読みで読了。想像ラジオのレベルには遠いと思えた。

2021/01/03

アシ原

この世は自分の知らないことばかり。想像と体験の海の中。とても泳げないし立てない。それでも今ここから始めるしかない。

2020/12/11

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