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青春とは、

青春とは、

青春とは、

作家
姫野カオルコ
出版社
文藝春秋
発売日
2020-11-19
ISBN
9784163912967
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青春とは、 / 感想・レビュー

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モルク

姫野さんの定番小説。有無を言わせず厳しく自由を娘に全く与えない親は相変わらず不快となる。私とほぼ同世代なので、70年代の世相、出来事がやけに懐かしい。私の友人もミッシェルポルナレフが好きだったな。歌はいいけど、あの太い白いフレームの大きなサングラスが苦手だった。伊藤咲子は「乙女のワルツ」よりは「ひまわり娘」そして城みちるとの逃避行のイメージが強い。そうそう、昔の先生って老けてたな、とかいろいろ思い出した。同世代や同郷ならそれだけで楽しめるが、それ以外の人はどうなんだろう?

2021/02/03

fwhd8325

思い出したくないことも、ずっと大切にしたこともひっくるめて青春。青春を最近ではアオハルなんて言っているのも目にします。青春が一つの季節であるのなら、やはりそれは純粋に美しい時間だったと胸を張って言います。姫野さんとはほぼ同世代。最終章の爽やかなこと、爽やかなこと。何時までも青春なんてことは言わない。青春とは、やはり特権であるべきだと思います。

2021/02/06

いたろう

「青春とは、」という表紙の踊るような題字と教室の机の写真、これを見て、誰が姫野カオルコの小説だと思うだろうか。朝井リョウの小説と言われた方がしっくり来そう。それはともかく、主人公は、シェアハウスで暮らす60代の女性。2020年、コロナ禍で仕事が休みになり、普段しないところの掃除でもと取り出した袋の中身から、記憶は昭和50年の滋賀県の高校時代に飛ぶ。これは、まさに姫野さんの高校時代と重なって、TV、芸能話が時代を感じさせる。青春小説というより、地味な女生徒とその周辺のクスッと笑える逸話といった感じが面白い。

2020/12/16

Nobuko

「コロナ禍のさなか、家でひきこもっていた女性が名簿と一冊の本を見つけ、昭和50年代、共学の公立高校で過ごした思い出がよみがえる」。私よりお姉様世代のようでした。ついていけないネタがたくさんありましたが、共学話はちょっと懐かしかった。心が潤ういい言葉がポンポン出て来るし、「ミッシェル・ポルナレフ」それは知ってる!と嬉しくなってみたり、著者のセンスの良さを感じました。ついにコロナ禍が描かれるようになってリアルですね。

2021/04/28

kei302

田舎・毒親、ヒメノの鉄板ネタ満載の青春小説。当然、キラキラ感は皆無。 大人のための、フツウな青春小説。同世代&関西圏という共通項があるので親近感を感じたし、楽しく読めた。 「下靴:したぐつ」は滋賀周辺の方言。数十年の人生で初めて知った。軽くショック。 1970年代の滋賀の高校を舞台にした青春小説。情緒とか熱量とか、そういうものは出てこないのです。

2021/01/25

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