読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

烏百花 白百合の章

烏百花 白百合の章

烏百花 白百合の章

作家
阿部智里
出版社
文藝春秋
発売日
2021-04-26
ISBN
9784163913612
amazonで購入する Kindle版を購入する

烏百花 白百合の章 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

みっちゃん

不穏な空気に満ち溢れ、嫌な予感しかない第二部始動の『楽園の烏』に比べて、何と心の安らぐ短編集だろうか。特に『ちはやのだんまり』結の恋のお相手を紹介されて、狼狽しオロオロするばかりの明留、ひたすらだんまりを決め込む千早には思わず笑ってしまう。でも、明留はこの後…最終話『きんかんをにる』こんなにお互いを信頼していた雪哉と紫苑の宮は何故…ああ、やっぱり本編の続きも気になる!

2021/06/30

さこぽん

八咫烏シリーズⅠ部の外伝2。 奈月彦が娘・紫苑の宮の手を引く装画が素敵。バラエティにとんでいて読み応えあり。 雪哉の二面性(腹黒)。18人も妻がいる!ますほの薄の兄・顕彦が光源氏みたい。大紫の御前やあせびの母・浮雲の過去。娘ときんかんを煮る奈月彦。千早の妹・結が恋人を連れてくるが、だんまりを決め込む千早、最後に放った一言に爆笑した。←これが一番好きかな。 Ⅰ部のときに読みたかった。

2021/05/10

あっか

八咫烏シリーズ新刊。第二部が始まる前のほんの束の間の幸せだった時間を描いた外伝集です。かれのおとないは涙なくして読めなかった…市柳の過去&雪哉との出会い、千早の妹・結の成長、西本家次期当主・真赭の薄の兄の人柄、大紫の御前の幼少時代、あせびの母浮雲のゾクッとする話など、本筋には関わらないけど世界観が奥行き深くなる話ばかり。第二部を知っているとより懐かしく、あんな頃もあったな…と思える話ばかりです。特に最後の、奈月彦と紫苑の宮の話を読むと、こんなに幸せそうだったのに…と切なくなってしまう。本編の続きが楽しみ!

2021/04/28

ゆみねこ

八咫烏シリーズ外伝2作目。鬼火灯籠職人の物語「おにびさく」とあせびの母・浮雲が登場する「はるのとこやみ」、奈月彦と紫苑の宮の「きんかんをにる」が印象に残りました。あせびの怖さが分かる…。早く本編が読みたい。。

2021/08/02

itico

これまでの話に出て来なかった八つの物語は、さらりと通り過ぎたところを掘り下げたり、中心ではない、言わば脇役の話など、きらびやかな表の世界と、欲の渦巻く裏の世界が交錯する八咫烏の悲喜こもごもが綴られている。生まれたときから定められた運命。自らが勝ち取った場所。自らが招いた悲劇。様々な思いを抱きながら読んだが、再びこの世界に浸れただけで満足だ。最後の幼いながらも賢い姫が特に心に残る。

2021/05/03

感想・レビューをもっと見る