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香君 下 遥かな道

香君 下 遥かな道

香君 下 遥かな道

作家
上橋菜穂子
出版社
文藝春秋
発売日
2022-03-24
ISBN
9784163915166
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香君 下 遥かな道 / 感想・レビュー

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starbro

上・下巻、900頁弱、完読しました。香君×植物×蝗害、壮大な物語、世界観堪能しました。但し、著者の傑作群と比べて少し物足りないのは、草食系の優しい物語のせいでしょうか。まだまだ続きそうな終焉でした。 実は地球は植物が支配しているという話を想い出しました。農業を始めたことが、地球(人類)滅亡の第一歩だったのでしょうか? https://books.bunshun.jp/sp/kokun

2022/05/10

のぶ

下巻に入っても、特殊な能力を持ったアイシャの、オアレ稲の不思議な生態についての調査が続いていく。それは奇跡の稲であったが、オオヨマという害虫に弱いことが分かってくる。やがてバッタの大量の襲来のよる蝗害が発生し、帝国は飢餓の危機が迫ってくる。アイシャは力を合わせ、この危機を回避すべく対策を講じていくが・・。全体を通し壮大な物語のなかで、アイシャがしっかり者で行動に好感を持った。今まで上橋さんの作品は「鹿の王」しか読んでいなかったが、本作は植物をテーマにしていて、また違った視点で描いた傑作だと感じた。

2022/04/15

美紀ちゃん

読んでいて思ったのだけど、ページ数が多いのに(460ページ)厚みが薄い!すごい。そして出てくる食べ物が本当に美味しそう。薄焼きもパリッとしているし。お肉も上手く焼かれていて絶対に美味しいやつ。ウルド師出てきた?と思ったら後書きに登場!(笑)後半のアイシャの成長ぶりが清々しい。オリエさんはあきらてめいたマシュウと生きる道が開けて本当に良かった。幸せになってほしい。香君なのに旅をするアイシャ。孤独と感じているようだが、生き甲斐をもうすでに感じている人なので、未来は光がさしているのだと思う。とても良書。

2022/04/20

とろとろ

稲に発生した害虫はいったんは駆除されたかに見えたが、やがてその害虫の変位種が現れる。次にはその害虫を食べるバッタが現れる。バッタは害虫を食べ、ついでに稲も食い尽くす。稲に依存してきた帝国に危機が訪れる。次々と災いの連鎖が起きていくなかで、主人公の少女は仲間たちとともに必死にバッタの害を回避しようと模索し、ついには皇帝をも巻き込む。やがてその努力は実を結び、少女はついに初代と変わらぬ実力を持つ「香君」となる。予想したとおりの結末になったな。上下巻いっき読みだった。お腹いっぱい稲を食べた気分。久しぶりに満足。

2022/08/05

みっちゃん

やはり下巻も結末が気になって前のめりになって読んでしまったよ。これはあくまでも想像上の国での話ではあるけれど、グローバル化の進む現代、紛争、災害、そして感染症、一度起こればそれはすぐさま地球規模の危機に直結してしまう。私たちは植物の、動物の、そして大地の発する微かな声に耳を傾けなければ、この美しい星を子々孫々まで繋げていけないのではないか、危機感を新たにした。本作では明らかにならなかった「異郷」の姿もいつか作者に見せて頂きたい、と願います。

2022/08/14

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