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零戦と戦艦大和 (文春新書 648)

零戦と戦艦大和 (文春新書 648)

零戦と戦艦大和 (文春新書 648)

作家
半藤一利
秦郁彦
前間 孝則
鎌田 伸一
戸高一成
江畑 謙介
兵頭 二十八
福田和也
清水 政彦
出版社
文藝春秋
発売日
2008-08-20
ISBN
9784166606481
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零戦と戦艦大和 (文春新書 648) / 感想・レビュー

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№9

タイトルは、本編の中の第二部のもので、第一部は「帝国海軍vs米国海軍」。その第一部は、いかに米国海軍は凄くて帝国海軍はダメだったかが座談会のテーマ。こういう「欧米は凄くて日本はまるでなってない」論議は、ぼくらの世代は子供のころよく聞かされたな。だからそういう年代の識者の発言よりも、座談会では最年少の清水政彦氏(1979年生まれ)の発言のほうが一番公平で客観的なものに聞こえたのには感心した。あの時代についての研究も今は日進月歩のようだから、若い世代の人たちの意見のほうがより新しい発見があるのかも知れないな。

2014/01/13

えぬ氏もわるよのぉ

太平洋戦争時の日本海軍とアメリカ海軍の戦略、人事、技術などをテーマにした対談集。錚々たる顔ぶれなので、いろいろ面白かった。現代日本への教訓を導くのもテーマの一つだが、13年も昔の本なので、日本の現状認識は、やや古臭いかな。

2021/09/29

Madoka.@書店員復帰を目指し中!

第一部はあまり興味をそそられる内容ではなく、軽く読んだ。第二部はタイトルでもある、零戦と大和について。全体を通して感じた事は今も昔も米国には敵わないという事。だがしかし、今日の日本が発展したのは戦艦大和や零戦の技術だと感じた。

2013/01/30

かおりんご

討論形式で話が進む。一応注釈はついているが、初心者にはわかりにくい。題材としては面白いし、日米の考え方の違いが、今日までつながっていることがわかったのが、よかった。

2010/11/16

鐵太郎

太平洋戦争で敗戦した理由の、政治的、官僚機構的、人間工学的、文化的、軍事的、科学的、生産技術的な面での原因究明、といったところかな。座談会形式なので、わかりやすいのだけれど話の流れは恣意的になりがち。よい評論だとは思うが、目新しいものはなかったのが残念。座談会のメンバーの著作はかなり読んでいるし。こう言う本を読むには、周回を重ねすぎたかも。(笑) いえいえ、決してこの本の価値が低いという事じゃありませんよ。入門編としてよい内容です。

2015/03/07

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