サイコパス (文春新書)
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サイコパスやソシオパスにご用心! 凶悪事件に巻き込まれないために知っておきたい反社会性パーソナリティ障害まとめ
サイコパスやソシオパスと聞くと、猟奇的な殺人者や非道な犯罪者というイメージを持つ人が多いかもしれない。どちらも、反社会的人格をあらわした言葉で、サイコパスは先天性の疾患であるのに対し、ソシオパスは後天性の疾患という違いがあるといわれている。両者ともに、平気でウソを付く、罪悪感がないといった特性がある。本記事では、身近に潜んでいるかもしれないサイコパスやソシオパスに対処するために有効な書籍を紹介したい。
『良心をもたない人たち』(マーサ・スタウト:著、木村博江:訳/草思社)
心理セラピストである著者が、サイコパスによって苦しめられた人々のカウンセリングや、サイコパス自身と接触した経験から、日常にひそむサイコパスの実態を明らかにし、被害者にならないための対処法を教える。
【関連書籍】 『良心をもたない人たち』――身近に潜む“サイコパス”にご注意を
『サイコパス』(中野信子/文藝春秋)
平気でウソをつき、罪悪感ゼロ…。最新の脳科学でそんな脳の秘密を解き明かした本書。最新の脳科学によると、脳内の器質のうち、他者に対する「共感性」や「痛み」を認識する部分…
2017/11/2
全文を読む日本中を席巻!ケント・ギルバートの啓蒙本はなぜ売れている? 2017年上半期ベストセラー新書と下半期ヒット予測
2017年上半期のベストセラー新書(ノンフィクション・教養)にはどんな作品がランクインをしたのか? その興味深い結果は別表をご覧いただくとして、その上半期ベストセラー新書(※)の中から、ヒットの理由が異なる注目の3冊を紹介しよう。
とはいえ、単なる書籍紹介では芸がない。ということで今回はゲスト・コメンテイターに「新書のプロ」である内田剛氏(株式会社三省堂営業企画室)をお迎えし、各作品に対するコメントや、下半期のヒット予測なども織り交ぜて“新書の未来予想図”を描いてみたい。
『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱(中公新書)』(呉座勇一/中央公論新社)
最初に紹介するのは、『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱(中公新書)』(呉座勇一/中央公論新社)だ。「応仁の乱は、ほとんどの人にとって実態がわからない。ですからその知りたいという知的欲求に応えたことでベストセラーになったわけです」(内田氏)。
著者の呉座勇一氏も本書冒頭で応仁の乱が難解な理由を「なぜ戦乱が起こったのかよく分からないし、最終的にだれが勝ったのかもよく分からないからだろう」と記す。
本書は11…
2017/8/7
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サイコパス (文春新書) / 感想・レビュー
starbro
以前から気になっていた本書、ようやく読めました。出版されてから約2年経過しているので、新作ハンターとして失格です。現存の著名人のサイコパス特定をしてもらうと、もっと面白かったと思います。私は、トランプ大統領がサイコパスだと確信しています。第6章のテストの結果、私はサイコパスでないことが判明しました(笑)
2018/11/18
forest rise field
100人に1人はいると言われているサイコパス。サイコパスには勝ち組と負け組がある。サイコパスは遺伝的か後天的か?サイコパスを探す方法や、サイコパスにが多いとされるランキングなど。まだまだ分かってない事も多く、これからの研究も情報収集や実験対象を、探したりと大変なようである。
2019/09/05
ehirano1
これは興味深い本です。結論は、どいつもこいつも潜在的もしくは顕在的にサイコパスであるということwww。しかし、そのサイコパスにも適材適所があるという著者の提案には同感です。そのうち『サイコパスの取り扱い方』なる本が出るのではないかと期待しています。
2019/11/09
やすらぎ 🍀安寧祈願🍀
私はサイコパス?ふとそんなことを思い、本書を手に取る。そうではなかったようだが、誰しもそんな一面があるとも思う。適切な情緒が欠如し支配的かつ強制的。平気で嘘をつく裏の顔。心理的なダメージを負わない人間が今この世を築いてきた一面もあるのだと言う。人間の脳や感情は複雑に絡み合うため原因は特定できない。これは駄目あれは駄目と決めつけるが普通とは何か。なぜ人類は良心を持ち愛着を形成する機能を備えたのか。生き残るためか。心とは何か。答えのあることだけではこの世界は成り立たないこと、無いことが有ることを改めて知った。
2023/04/02
rico
メディアでよく見かけるあの人、この人。業績は上げて出世してるけど、部下を次々病院送りしていると社内で有名な人。そんな人達の「トリセツ」かなあ、と思って読んでみる。腑に落ちる部分もあるし、ちょっと強引な感じもあったけど、「わからないこともたくさんある。」という著者の姿勢は信頼してもいいと思う。実験が難しいからこそ、精神医学の分野で「分類」が重要視された。「サイコパス」という定義づけは、そういう人たちが社会に居場所を見つけ、力を発揮できるために必要なんだろうと思う。
2017/04/08
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