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看る力 アガワ流介護入門 (文春新書 1172)

看る力 アガワ流介護入門 (文春新書 1172)

看る力 アガワ流介護入門 (文春新書 1172)

作家
阿川佐和子
大塚 宣夫
出版社
文藝春秋
発売日
2018-06-20
ISBN
9784166611720
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看る力 アガワ流介護入門 (文春新書 1172) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

阿川さん、私は貴女のように『イライラしたら笑っちゃおう』の境地に達していないのです。我が子を育てた時も感情的になった私です。『認知症』の診断は家族の為・・そうだと思います。独居の母がこの状態でいつまで頑張れるか・・墓守娘の私がどこまで見守ることが出来るか・・肯きながら読みました。介護や自分の老後を思いました。『慶友病院』のような病院が私の住む田舎にもあったらなぁって思いました。75才からが本当の老後・・あと何年?(汗)夫にも読ませたい。

2018/08/20

aloha0307

介護付きマンション 契約当日にキャンセル、私の自宅なら行くと言ったが結局は独居に逆戻り~この間かれこれ約1年。母他界後10年 要介護1&中期認知症 わが父の実情です。重苦しいテーマながら、本書は明るく可愛らしい阿川さんに救われます。常識を見直す提言がいろいろ。”孤独死の何が悪い””上げ膳据え膳より一人暮らしの方が老化防止になる”etc ...私自身が独りよがりだったのか...”介護は長期戦 独りで抱え込むな!” こちらのこころの平静が何よりですね。 さあ、これから父宅を訪ねます。おいしいお寿司買ってこ☺

2018/08/14

アーモンド

姑、実父と相次いで認知症状が現れて、ほんとに本人にとっても周りにとってもつらい病気だなと思う。で、私たち夫婦はひたすらピンコロを願うが、実際にピンコロできるのは5%だそうだ。ほぼ無理だと腹をくくるきっかけになった本となった(^_^;)歳を取るほどお金が必要だそうだ。わかってはいるつもりだったが、もっと早く知りたかった。笑って受け入れられるくらい、達観したいものだ。

2018/09/04

てんちゃん

父・弘之氏を看取り、いまは認知症の母の世話をするなど、介護経験豊富な阿川氏と高齢者医療の第一人者、大塚医師、二人で交わされる介護対談。もちろん参考になる部分もありました。でも、弘之氏が晩年入院していた大塚医師が営む慶友会病院は標準で一月65万~の入院費です。それに阿川さんはお母さんの介護にあたって、昔、家に出入りしてたお手伝いさんに介護に来てもらっているとのこと。 月十万以上の支払いでしょう。そりゃあ、施設入所もお手伝いもしてもらった方がいいけど、世間一般とズレ過ぎた金銭感覚で参考にならない(T_T)

2018/12/09

瀧ながれ

介護の仕事に就いたので、なんか参考になる話を読みたいと思い購入。父を病院で看取り認知症の母を介護する阿川佐和子氏と、阿川弘之が入院していた老人専門の病院の院長である大塚宣夫氏との対談。高齢者や認知症についての率直な言葉が読めて、実例が多く挙げられているのでおもしろく呑み込みやすい。あのご利用者さまを思い出すな、と思わせるエピソードがあったりもして、軽い読み口なのに得るものが多い読書だった。これからの両親への、また自分自身の加齢への覚悟にもつながる一冊。

2020/01/15

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