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一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

作家
樹木希林
出版社
文藝春秋
発売日
2018-12-20
ISBN
9784166611942
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「一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)」のおすすめレビュー

樹木希林が遺した言葉5選「人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前」

『一切なりゆき 樹木希林のことば』 (樹木希林/文藝春秋)

 2018年9月、女優の樹木希林さんが75歳で亡くなった。様々なドラマや映画、CMで見せた個性的な姿だけでなく、内田裕也氏との波乱の結婚生活、娘・也哉子さんとの関係(娘婿は本木雅弘さん)など私生活も何かと注目を集め、正直ひとことでその人となりを語るのは難しい。

 このほど刊行される『一切なりゆき 樹木希林のことば』(樹木希林/文藝春秋)は、そんな樹木さん自身の言葉を集めることで「樹木希林という人」を知る格好の1冊。平明な語り口ながらどこかユーモラスで、なにより深い。晩年の飄々とした存在感に憧れる人も多いが、そんな彼女の「軸」を感じるいくつかの言葉を紹介しよう。

「私が」と牙をむいているときの女というのは醜いなあ

 樹木さんは早くからありのままの自分を認め、「だからこそ見える」ことをいくつも言葉に残してきた。美について、エイジングについて、脇役でいることについて、女優という仕事だからこそ俯瞰できる「女のエゴ」の指摘はするどい。エゴをふりかざすのは「そういうことをしないと自分がいることが確かめられ…

2018/12/26

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<内田也哉子×中野信子>家族のカタチは1つじゃない。常識にとらわれない内田家の愛とは?

『週刊文春WOMAN』の創刊1周年イベント「《週刊文春WOMAN meets 樹木希林展》内田也哉子×中野信子トークイベントWhat is a family!?」が1月14日(火)、横浜市の新都市ホール(そごう横浜店9階)で開催された。

 樹木希林さん(享年75)と内田裕也さん(享年79)の一人娘、内田也哉子さんは型破りな夫婦関係を目の当たりにしながら、自身も19歳で俳優・本木雅弘さんと結婚。現在は3人の子どもに恵まれている。父の裕也さんとは、一度も一緒に暮らしたことがなく、生涯で会った時間も算出できると言い、母・希林さんに対しては、別居をしながらも裕也さんを敬い、大切に扱うことに疑問をもった。

 樹木希林さんのユーモアと洞察に満ちた名言を集めた『一切なりゆき─樹木希林の言葉』(文藝春秋)は、トーハン、日販の年間ベストセラーランキングで1位になるなど、今もなお、その夫婦関係に注目が集まる。

 個性的な両親の死後、殺到する講演依頼をすべて辞退してきたそうだが、今回、脳科学者の中野信子さんとの対談という形で、初めて一般読者の前で思いを語った。

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2020/2/9

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【エンタメ編TOP10】樹木希林、kemio…みんなが一番読んだ記事は?「2019年人気記事ランキング」

 昨年9月に75歳で亡くなった女優の樹木希林さん。今年は彼女の関連本が大ヒットとなった年だった。日本出版販売(日販)とトーハンが発表した「2019年 年間ベストセラー」では、両社とも、『一切なりゆき 樹木希林のことば』(文芸春秋)が第1位に。『樹木希林 120の遺言』(宝島社)も日販で3位、トーハンで5位にランクインした。  ダ・ヴィンチニュースのユーザーたちは、今年はどんな書籍に興味を持っただろうか。2019年の人気記事ランキングTOP10【エンタメ編】を見てみるとしよう。

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一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書) / 感想・レビュー

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starbro

さいたま図書館では予約数が400件超ですが、千代田図書館では新刊コーナーに配置直後だったため、Luckyなことに一番手で借りられました。樹木 希林は、TVの全盛時代のイメージが強く、何十年にも渡って観てきた女優なので、同時代性を感じます。一方、映画はあまり観ていませんが、最近の「万引き家族」は観ておいて良かったと思います。これだけユニークで個性的な女優は、もう現れないかも知れません。

2019/02/15

bunmei

樹木希林さんが遺した名言、苦言、妙言をまとめた一冊。私の年代では、沢田研二のポスターに向かって「ジュリー!」と叫ぶのが印象的ですが、その後は、映画界における様々な日本の女性を演じてきました。また、旦那の内田裕也さんとの関係のゴシップも色々ありました。本作の「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気で生きればいい」という言葉からも、悟りを開いた尼さんのような生き方と共に、晩年は、病との闘いの中で「それもまた運命」と受け入れて、最後まで役者人生を貫いた、女優・樹木希林の生き様が伝わる一冊です。

2019/03/24

kanegon69@凍結中

感想を一言で言えと言われれば、「肩の力が抜ける」ということだろうか。樹木希林という人は、決して聖人ではない。特に夫が世間を騒がし、それでも別れない不思議な家族。そこには周りからどう言われようが自分に素直に生きた姿が伺える。後年の映画での演技はまさに「肩の力が抜けている」演技であったと思うが、彼女の生きてきた生き様、特に癌になってからの彼女の人生観・死生観が自然と映像にでてしまっているからではないかと思う。人生は有限、癌になったことにむしろ感謝しながら人生をシンプルに生きようとする姿はすごいなと思いました。

2019/10/19

まあこちゃん

昨秋からBSで再放送されていた「時間ですよ」を毎日観ていたが、当時30歳位の希林さんの、コミカルで飄々としながらも肝の据わった演技力には、笑わせられたり感心させられたりで大いに楽しませて貰った。私が子供の頃からその存在が常に気になる不思議な女優さんで、その思いは亡くなるまで変わる事はなく、そんな希林さんの言葉が散りばめられた本書を読んでいる時間は至福だった。「昔はよかった」と嘆くよりも「こんな事もできなくなるんだ」と自分の変化を楽しんだ方が得との言葉に納得。表紙の写真は正に顔施!ずっと見ていたくなる。

2019/02/21

めだか

希林さんは仏教的思考から自身の生き方、死に方を実践していたようだ。禅や武道、茶道などの~道の極意のような日本の伝統的文化につながる表現が次々とでてくる。本当に必要なもの、極限まで削ぎ落としていくことから自己を見つめる。できそうでできない行いだ。

2019/01/29

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