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パンデミックの文明論 (文春新書)

パンデミックの文明論 (文春新書)

パンデミックの文明論 (文春新書)

作家
ヤマザキマリ
中野信子
出版社
文藝春秋
発売日
2020-08-20
ISBN
9784166612765
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「パンデミックの文明論 (文春新書)」のおすすめレビュー

マスク=負けアイテムだと思ってる伊人!? コロナで見えた国民性。ヤマザキマリ×中野信子による『パンデミックの文明論』

『パンデミックの文明論』(ヤマザキマリ、中野信子/文藝春秋)

 なぜ日本はロックダウンもせずにコロナを抑え込めているのか…世界のメディアは「不思議の国ニッポン」と首をひねっているという。当の日本人にもわからない「謎」だが、漫画家のヤマザキマリさんと脳科学者の中野信子さんの対談を収録した新刊『パンデミックの文明論』(文藝春秋)によれば、日常のエチケットからして日本と応米諸国ではずいぶん違い、もしかするとそんな小さなところに謎の秘密があるのかもと思えてくる。

 たとえば「マスク」。この猛暑の中、熱中症の危険がありながら外でもきっちりマスクをしている人が多かった日本に対し、欧米人の多くはマスクをすることそのものを拒む。感情を伝える口元が見えないからとも言われるが、特にイタリアでは「マスクというと百年前のスペイン風邪パンデミックを思い浮かべてしまうのかもしれない」とヤマザキさん。予防だからと容易にマスクをつけることは、むしろその恐ろしい状況を受け入れてしまうことになり「マスクをしない」という選択をする人が多いというのだ。一時、トランプ大統領もマスクをしないこ…

2020/9/14

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パンデミックの文明論 (文春新書) / 感想・レビュー

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starbro

ヤマザキ マリも中野 信子も新作中心に読んでいる作家です。旬な二人の対談集、コロナが中心かと思いきや、どちらかというと日伊異文化論でした。 ヤマザキ マリは、将来、塩野七生の後継者になるかも知れません。 https://books.bunshun.jp/articles/-/5684?ud_book

2020/09/25

Tenouji

身近な人の具体例で、文化的な違いが、コロナ禍の対応が違うことを実感できる内容で、とても面白かった。イタリアについては漠然と文化的違いと医療体制の不備と捉えていたが、実際にはそれほど単純ではなかったようだ。一方で、著者のお二人は、空気に流されない少数派w、ということで誰もがこの視点を持てるわけではないのだろうが、中野氏の写像という話しは…わかる人にしか、わからないかw。

2020/09/30

さきん

コロナの話から古代ローマ、ホルモン、地域性、性差と幅広く派生して楽しく読めた。コロナの提言みたいな新書がたくさん出ているが本書が一番読み甲斐があった。

2020/09/26

活字スキー

タイトルがイマイチ合ってないような気もするけど、それぞれ本業に留まらず様々なメディアでも活躍中の女傑お二人による、コロナ禍真っ只中の世相を徒然に切ったりツッコんだりする対談。新書らしい取っつき易さと軽さで、個人的には空気主義の日本人論が一番腑に落ちると同時にちょっとやさぐれた気持ちになった。歴史上、ローマ帝国を衰退させたり、キリスト教やファシズム躍進のきっかけともなったパンデミック。さて、このコロナ禍はどんな時代へとつながっているのか……

2020/10/29

まさこ

ま~二人、好き放題語る語る、面白いです。根拠はないけど論、思い付きの話も多いのですが、ネタとしても楽しめます・笑。例えば、洟ハンカチをポケットに入れてまた使う・他人にも貸すのがコロナ拡散の一番の原因!とか、マスクをしないのは自然に対する負けを認めたくないマインド(に対して日本は自然の驚異には立ち向わず凌ぐものだから粛々とマスク)だとか。スペイン風邪の恐怖が残る欧州でロックダウンが受け入れられやすい感覚。神vs人と世間vs人、という向き合い方の違いはあらゆるところに現れますよね・・・。

2021/02/24

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