新装版 翔ぶが如く (2) (文春文庫) (文春文庫 し 1-95)
新装版 翔ぶが如く (2) (文春文庫) (文春文庫 し 1-95) / 感想・レビュー
Die-Go
再読。来年の大河ドラマのために読む。2巻では「征韓論」についての駆け引きがなされる。反西郷派の諜略が着々となされているが、それに対抗する西郷のなんと無策なこと。時系列が前後することが多く、読むのに苦労した。まだまだ序盤。これからどのように展開していくのだろう?
2017/12/20
mitei
いよいよ西郷隆盛と大久保利通がぶつかるのかと見ていて残念。しかし西南戦争は西郷側もたくさんの人がついていることに驚く。
2010/01/27
レアル
西郷と大久保が征韓論、反征韓論と対立し、それを取り巻く政治家たちの野望、駆け引きが繰り広げられ、西郷が孤立へと追いやられる。。そしてこれからの物語に必要になってくる(はずの<笑>)司馬氏お得意の「余談」も物語をよりいっそう濃厚なものへと導いてくれる。西郷が求めた新しい世界と出来上がった新政府の矛盾、そしてこれから起こりうる出来事!歴史の先を知ってはいても、司馬氏がどのような物語を紡いでくれるのか楽しみ☆
2015/02/06
財布にジャック
西郷さんや大久保さんだけでなく、岩倉具視、三条実美、木戸孝允、桐野利秋、伊藤博文、山県有朋、島津久光とオールスター総出演で、征韓論対反征韓論のバトルが勃発しました。西郷さんに肩入れしてしまうと、皆が悪者に見えて来てしまいますが、そんな単純なものではなかったのだと勉強させていただきました。この駆け引きを真剣に読んでいたら、物語に入り込みすぎて、胃が痛くなってきました。
2013/09/02
優希
共に維新の立役者だった西郷どんと大久保さん。それが政府が生まれることで、関係が壊れてしまったようです。征韓論と反征韓論の激突が政府の崩壊に結びつくのは時代的に当然のことだったのかもしれません。様々な考えがあり、正解もあるわけではないですからね。
2019/01/24
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