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新装版 翔ぶが如く (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-96)

新装版 翔ぶが如く (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-96)

新装版 翔ぶが如く (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-96)

作家
司馬遼太郎
出版社
文藝春秋
発売日
2002-03-08
ISBN
9784167105969
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新装版 翔ぶが如く (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-96) / 感想・レビュー

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レアル

面白い!じっくり堪能するつもりがつい先が知りたく他本そっちのけで読んでしまう。。征韓論争ついに決着。西郷が離都。その際対立していた大久保に「後は頼む」と畏敬の気持ちが西郷の人柄を表しているのやもしれない。。そしてこの2人以外の主役級の脇役登場人物の活躍や、西郷に引き立てられた薩摩人の行方も読み処。。

2015/02/08

優希

西郷どんと大久保さんの議論は道理から外れるところもあり、仲介できる人はいなかったのでしょう。征韓論は敗れ、西郷どんは祖国へ。政府内では混乱を起こし、まだ個人が世間を揺らす時代なのだなと思わずにはいられませんでした。内戦の不安が現実となったことで、国はどうなるか考えてしまいます。

2019/01/24

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

第三巻読了。征韓論に敗れた西郷は職を辞して鹿児島に戻る。西郷を慕う薩摩軍人も大挙して辞職をする。ただ、西郷という捕えがたい思想の持主の本当の気持ちはよくわからない。当時ですら本当にお互いの気持ちを分かり合えていたのは、政敵とされる大久保のみであったというのは皮肉。それにしても、この当時の天皇の権威はあまりにも小さく、軽い。その後の日本を考えると信じがたい。

2013/02/11

やっちゃん

酒乱の黒田清隆がやらかしたエピソードや小野組の話など主筋と関係ない話が印象に残る。ずっと同じ人物ばかりで飽きてきたところに海老原や宮崎が出てきて面白くなってきた。

2024/02/16

五右衛門

読了。堪能しております。司馬湯舟にどっぷり浸かってます。西郷どんが東京を去り、桐野らも同様に。当時の内閣(太政官)の混乱ぶりが想像できないくらいの重さを感じました。そんな中での川路大警視。大久保卿の懐刀というか逆に頼っている感が満載。頼もしすぎます。けれども凄い勢いで鹿児島火薬庫の熱量が上がっています。何故かゾクゾク感とブルブル感が混じり合った様な感じがしています。一息入れて続編行きます。

2021/08/07

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