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新装版 考えるヒント (文春文庫)

新装版 考えるヒント (文春文庫)

新装版 考えるヒント (文春文庫)

作家
小林秀雄
出版社
文藝春秋
発売日
2004-08-03
ISBN
9784167107123
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新装版 考えるヒント (文春文庫) / 感想・レビュー

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月六

「当人は考えているつもりだが、実は考える手間を省いている。そんな光景が到る処に見える」(合理的に考えることと効率的に考えることは違う、という指摘)。小林秀雄による、一級の批評がそろっている。考えるヒントというタイトルがよい。作者は、読者に同意することを求めず、自ら考えることを求めている。頭でっかちな青白い哲学ではなく、経験や直感を脇に置かない健康な哲学を持った人だと感じて、すぐ好きになった。

2017/02/27

teru

「批評とは人をほめる特殊の技術だ」「皆他人への賛辞であって、他人への悪口で文を成したものではない」上から斜めから難癖をつける”批判”と”批評”の根本的な違い。ソメイヨシノは桜ではないと言い切る京都の桜守にも、日本人が桜を好む心に異変が生じたわけでもあるまい、「咲けばやっぱり桜であって、きれいである」。心の奥底に浮かんでは消えてしまう本音。それをしっかり捕まえ「正しく評価する」ことが批評なのだ、と。巨匠に半歩でも近づく方法は、他人の意見を一旦受け入れ、自分の固定観念を更新していくことだろう。肝に命じたい。

2018/04/09

マエダ

小林秀雄のヒトラーに対する考察は読み応えがあった。

2018/08/25

双海(ふたみ)

職場の昼休みに少しずつ読みました。読書会用の本を探しているのですが、その候補の一冊です。この本に決まったら、今度は読書ノートも参照しながら再読するつもりです。

2016/05/09

メタボン

☆☆☆★ 思索の森に誘われるような読書だった。小林秀雄の懐の深さを味わえた。文士劇について語った「役者」が特に面白かった。またじっくりと読んでみたいのは「言葉」「平家物語」「福沢諭吉」。味わい深かったのが「人形」「さくら」「花見」。

2019/01/15

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