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新装版 青い壺 (文春文庫)

新装版 青い壺 (文春文庫)

新装版 青い壺 (文春文庫)

作家
有吉佐和子
出版社
文藝春秋
発売日
2011-07-08
ISBN
9784167137106
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新装版 青い壺 (文春文庫) / 感想・レビュー

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小梅

やっぱり有吉佐和子は美しさを表現するのが上手いなぁ~ 読了日が不明になっていた為に登録し直し。 2013年のおすすめランキングに入れていたから2013年に読んだんだよね(笑)

2013/10/10

ちゃかちん(積読本65)

美術には疎いけれど、美しいモノには心惹かれるし動かされる。『青い壺』想像するだけで何故かウットリしてしまう。主役は間違いなく青い壺。青い壺に“気持ち”があるのなら聞いてみたい。「人間は滑稽で阿呆や。でも、中には優しい人もいる。」なんて、言ってくれそうだ。奇跡的に焼き上がった青い壺の10年間に流れた時の物語。たくさんの人の間を渡り、国さえ越えた物語。解説の平松洋子さんの言葉が鋭くて秀逸。本物はそのバックボーンにある名前ではないと思う。惑わされず自分が感じる本物を大切にして行きたいと私は思った。

2016/09/25

ふう

美しい青磁の壺を手にした家族や人々のドラマが、短編の形をとって13話まで描かれています。ときは戦後の昭和。大きな盛り上がりがあるわけではありませんが、平凡に見える人々の考え方や言動が味わい深く、かなり惹き込まれて読みました。1話だけ、壺を手にしなかった人の話があります。病院で清掃の仕事をするシメ。青磁とはほとんど無縁な生活ですが、『貧乏だけど病気知らずで年とれて幸せ』、患者にもらったバラの花びらを集めた枕に頭を沈めて『極楽だな』と言わせるあたり、有吉さんの生活を見つめる目の温かさを感じました。

2014/05/22

こばまり

初めての有吉佐和子体験でしたが、こういうことかと。なんという俗。テンポ、パッション、エンターテイメント。いやはや面白かったです。壺の手触りまで伝わってくるようです。

2015/01/13

Atsushi

ひとつの青い壺を手にした人たちの人生模様を紡ぐ短編集。どの物語も身近な日常が描かれているが、人の心の弱さと優しさがスパイスとしてちょっとずつ効いて味わい深い。壺の辿った長い旅の終着駅にはニヤリとさせられた。お恥ずかしながら、この年齢になって陶器と磁器の違いを知った。

2018/05/29

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