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秦の始皇帝 (文春文庫 ち 1-17)

秦の始皇帝 (文春文庫 ち 1-17)

秦の始皇帝 (文春文庫 ち 1-17)

作家
陳舜臣
出版社
文藝春秋
発売日
2003-08-10
ISBN
9784167150174
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秦の始皇帝 (文春文庫 ち 1-17) / 感想・レビュー

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檜村

中国の始皇帝、嬴政の話。大ヒット漫画のキングダムを読みだしてこの頃の中国に興味を持つようになり本書を手にしてみました。やはり漫画とは雰囲気も違い嬴政が如何に傲慢で野心家というのを感じた。古代から異質な人物が歴史を動かしてたのは現代も変わらないであろう。

2017/03/31

TheWho

古代支那の春秋戦国時代を制覇し、支那世界で初めて皇帝を名乗った秦王政こと秦の始皇帝の軌跡を通して、古代史支那世界から現代に通ずる支那世界を台湾出身の支那歴史小説の大家が語る歴史読本。司馬遷の史記で断罪されている始皇帝を筆者は、後代の支那世界に絶対的な影響を与えている事から、彼の功績から筆は始めている。そして文化面では諸子百家が爛熟し、かつ壮絶な歴史である春秋戦国時代を通して正に悠久な支那世界を描写している。現代支那はさておき、古代支那を感じられるお勧めな一冊です。

2015/09/30

まえぞう

陳舜臣さんの中国物に未読のを発見したので、さっそくAmazonで取り寄せました。小説ではなく概説もので、元はNHKの人間大学のようです。ザックリと始皇帝を理解するには手頃だと思います。

2022/12/04

だてこ

90年代に出た本なので、少し情報が古いかなと思うところはあったけれど、とても読みやすい文章で内容も分かりやすかった。武力と法で一気に中央集権を樹立したけど、あまりに急な改革で人心が着いてこなかったことが秦滅亡の原因なのかな。あと宦官はどの時代でもろくなことしないね??漢が滅びたのも宦官達による政治の腐敗だったし。でも著者が述べている通り、遺言を書き換えたことを他言することはなかったはずだから、なぜ後世の人たちが本来の遺言の内容を知っているのかは不思議だなと思った。

2021/01/11

BIN

史記などは漢以降に書かれたものだから秦のことは良いようには書いてないので、鵜呑みにせず注意して読んでいこうというスタンスで書いた始皇帝の伝記。始皇帝の天下統一が無ければヨーロッパのように国が分かれていたかもしれないとかなるほどと思える意見が多い。兵馬俑とかにも詳しく触れられているので、始皇帝を知りたい人には良い入門書だと思う。

2014/08/02

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