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キャベツの丸かじり (文春文庫 し 6-26)

キャベツの丸かじり (文春文庫 し 6-26)

キャベツの丸かじり (文春文庫 し 6-26)

作家
東海林さだお
出版社
文藝春秋
発売日
1994-11-01
ISBN
9784167177263
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キャベツの丸かじり (文春文庫 し 6-26) / 感想・レビュー

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kinkin

先月から一日一話で読んできた本。いつもながら氏の観察力と想像力、なにより長い間それを維持していることに驚く。どの話もどれか最低ひとつは読んだ人自身経験したり見たりしたことではないだろうか。このシリーズが人気があるのもうなずける。

2014/11/01

アイアイ

日本橋たいめいけんのカレーレシピ、しめサバを本格手作りしてしまう東海林先生。サバ好きに嬉しい内容!ごはんに生卵は最高!日本最古の酒の肴なのに定法がないおでん話、スパゲティ、派手も地味なメニューも美味しい。昭和ノスタルジー麦飯ののり弁にお腹鳴る。食ももちろんの事、人間観察好きじゃないと書けない名作。▷図書館

2015/11/28

スリーピージーン

学生の頃読んだ村上龍の「69」の中で、主人公が様々な名作を読んだけど本当に感動して線まで引いて読んだのは「天才バカボン」や「あしたのジョー」だったと言うくだりがあった。この丸かじりシリーズを読むとそれを思い出す。名随筆は数あれど私が大きく首肯して線を引きたくなる本はこのエッセイ集である。仕方がないのです。昭和の日本人なので。でも「ジュースの素」は知らなかったね。

2016/08/05

更夜

丸かじり②何事も出だしは肝心。「紅ショウガは哀れである」「カップ麺は言い訳ができない」「スパゲティは疲れる」「竹の子はかわいい」......この出だしだけでもぐっと読者を惹きつけるものとユーモラスな視線が十分感じられ、さらさらと「うんうん、そうそう!」と笑いながら、ココロなごみながら読む事ができるエッセイ。今、38巻目まで手元にあってこの世界が当分続くかと思うと幸せ。このシリーズは一気読みよりも、電車を待つホームで、職場の昼休みでといった合間の時間にくすっと笑いながら読むのがいいと思っています。

2020/03/09

Humbaba

自分が考えるほどには他の人は自分のことを見ていない。しかし、見ていないからと言って何も考えていないということを意味している訳ではない。自分の何気ない行動が他の人にとってはとても意外な行動であり、結果的には相手の行動を変えるきっかけになっているのかも知れない。

2016/11/20

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