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新装版 海鳴り (上) (文春文庫)

新装版 海鳴り (上) (文春文庫)

新装版 海鳴り (上) (文春文庫)

作家
藤沢周平
出版社
文藝春秋
発売日
2013-07-10
ISBN
9784167192587
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新装版 海鳴り (上) (文春文庫) / 感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

不倫ものか~~と思いながらも、いつしか主人公に思い入れをしてしまう。ダブル不倫を下世話なものにしてしまわないところが藤沢周平たるところ。JW氏とは違うところだ。さてJW氏とは誰でしょう?

2018/02/14

優希

味わい深い作品でした。40を過ぎた男性の心の機微が丁寧に描かれていると思います。40過ぎてからの商いは順調なのに、家庭は上手くいっていないところに寂しさを感じずにはいられませんでした。暗いトーンなのに心に入ってくるのはこの寂しげな色合いなのでしょうか。心通わぬ妻と放蕩息子。完全に冷えた家庭。新兵衛とおこうの出会いが希望を見せてくれるのでしょうか。商いも邪魔をされるようになり、新兵衛は一体何処に貶められようとしているのか気になります。

2014/09/13

えむ女

再読。わかっていて読んだがあまりに暗いので北原亞以子さんかと思った。老いを感じる主人公の気持ちは老いを感じたものにしかわからないんだろうなあ。と、老いを感じるようになって思った。

2017/01/19

ach¡

実は私のファーストキス…ぢゃなかったファースト時代小説は海鳴りなのだ♡手元に無かったので再読を兼ね新装版買ってみたvでも、アレぇこんなに身につまされる話だっけかw糟糠の妻だと言いつつ愛想ない古女房に不満が募る男。家庭に安らぎを得られなくなったオッサンの前に現れる憂いをまとった無防備な人妻( ๑´艸` ๑)ひょんなきっかけで運命が交錯する二人…男の不埒な心理をこれでもかと描く、本作のGODなかなか辛辣ゥ♥秘密が秘密を重ねスリリング&ムフフな展開。その甘く危険な薫りに誘われ頁を繰る手が止まらんw一気読み必至ス

2016/01/02

aika

老いと向き合うということが作品全体を通してひしひしと感じられました。お店にしろ家庭にしろ、苦労に苦労を重ね、築き上げたものが音を立てて崩れていく描写は読んでいて心苦しくなります。現代の人も江戸時代を生きた人も、皆同じように悩みもがき、苦しんでいるのだなあと思いました。決して叶うことのない、背徳感と隣り合わせであるおこうさんへの淡い思いが、新兵衛にはいつしか生き甲斐となり救いとなっていて、すごく切ないです。こういう大人の恋愛があるんですね。20歳の私が読むには早すぎたかもしれません。でも続きが楽しみです。

2015/07/14

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