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日本合戦譚 (文春文庫 410-2)

日本合戦譚 (文春文庫 410-2)

日本合戦譚 (文春文庫 410-2)

作家
菊池寛
出版社
文藝春秋
発売日
1987-02-01
ISBN
9784167410025
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日本合戦譚 (文春文庫 410-2) / 感想・レビュー

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ヨーイチ

青空文庫にて(出版社さま、済まん!)日本歴史の合戦を紹介している。当たり前だけど現代に近づくほど描写が詳細になる。やはり有名武将が絡むと言い伝えや資料が多くなるのだろう。歴史小説の副読本とか教科書的に備えておくといいのかも知れない。歴史の事実とか真実はさて置き「信じられたり喧伝されて来た話」があって、その話を深化したり逆転を試みることが後の作家の腕の見せ所なわけで、どちらにしても楷書の歴史は知っておいた方がいい。執筆は昭和初期らしい。武田家にとどめを刺した長篠の戦いが印象に残る。

2017/10/22

またべえ

丁度、碧蹄館の戦いが行われたと言われる日に、碧蹄館の戦いの頁を偶然にも読みました。しかも、私の御先祖様が仕えた藩の祖・立花宗茂公が大活躍の話だったので、なにかのお導きかと邪推してしまったのでありました。

2018/01/30

松平俊介(東龍)

青空文庫に全話入っている。本書のリニューアル版・松本清張『私説日本合戦譚』によると、文春の編集長でのちにNHK歴史番組のMCもつとめた池島信平が関わっていたらしい。内容は「その時歴史が動いた」調に戦国合戦をドキュメンタリー形式で描いたもので、リアルで実に面白い。池島信平がこの頃ブームだった戦国軍記物を図書館でひたすら収集した効果が出ている。余談だが、池島のNHK番組「歴史よもやま話」は「その時歴史が動いた」「歴史秘話ヒストリア」の前身。似ていて当然である。

2014/08/08

cybertiger

絶版だが、青空文庫で読めるみたいですね。いわゆる歴史作家たちと一味違う文章が最大の魅力です。無駄がなく、それでいて艶がある。後半になるにしたがって軽くエッセイ風になっている気がします。個人的には、細川勝元と山名宗全との対立に足軽の台頭という軸を置くことで的を絞った「応仁の乱」が乱の核をきちんと捉えているようで気に入ってます。 姉川合戦、厳島合戦、川中島合戦、桶狭間合戦、田原坂合戦、長篠合戦、賤ケ岳合戦、碧蹄館の戦 、島原の乱、山崎合戦、鳥羽伏見の戦、大阪夏の陣、真田幸村、応仁の乱、四条畷の戦、小田原陣

2021/04/27

さこう

この中のいくつかは青空文庫でも読めるとか。

2014/10/05

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