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血脈 下 (文春文庫)

血脈 下 (文春文庫)

血脈 下 (文春文庫)

作家
佐藤愛子
出版社
文藝春秋
発売日
2005-01-07
ISBN
9784167450106
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血脈 下 (文春文庫) / 感想・レビュー

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あまね

読み切った達成感と佐藤家の荒ぶる血の凄まじさに翻弄された疲労感とで、今、いっぱいいっぱいです。何度、色んな意味で『えーー?!結局、そうなっちゃうの???』と思ったことでしょう。熱量の高い佐藤家の血は、その血を乗りこなせる人でないと生き残っていけなかったのでしょうねぇ。そして、彼らのウィークポイントは孤独との付き合い方だったのかもしれません。そんな中、愛子先生と異母兄の与四男さんとの交流は、ホッとするエピソードでもありました。それにしても、凄い私小説でした。濃密度でいうと、私の中でおそらくNo.1です。

2017/09/02

湖都

とうとう読み切ってしまったという読了感である。下巻は、この長い物語に関わる人々が次々と死んでいく。それにしても、著者自ら書く通り「毒の血」の一族だなぁと感じる反面、それが許される財産と支える女性たちに恵まれていることはすごいと思う。下巻のかなり最後の方に生き残った妻や娘たちに触れた章があるが、女はたくましく、佐藤家を支えたのはそんな外部の女たちなのである。男たちはキャラがほぼかぶるダメ男だらけだもんな…。佐藤愛子さんは私にとって祖父母以上の歳だが、今の佐藤家がどうなっているのか気になる。

2019/02/06

大塚

佐藤愛子よる佐藤洽六から始まる佐藤一族私的小説。正直長く何度か止めそうになったが、佐藤一族の荒ぶる血に飲み込まれ最後まで読みました。 洽六、八郎の後の佐藤家の最後が切なかった。

2016/10/31

KAZOO

文学者の血というものは結構どろどろしたものがあるのですね。やっと三分冊を読み終わりましたが本音を言うと疲れてしまいました。壇さんのところもどろどろしていますが、佐藤さんのところも負けず劣らずです。やはりこのような本を読んだ後はスカッとしたものが必要になります。

2013/12/09

METHIE

作者本人の二度の離婚や作家としてのステップアップ、サトウハチローの死や様々な一族の死をえて、時代はとうとう平成に入り、完結を迎える。 正直長かった、少し虚脱感に襲われたと言うか、後書きでも佐藤愛子自身十二年間も書いて終わった後に、虚脱感に襲われたが、コロッケを作ってなんとかなったという、彼女らしくてホッとする。電子書籍で約2100ページ、つまりはライトノベル七冊分にも及ぶ大長編だった。

2019/06/07

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