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陰陽師 飛天ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-4)

陰陽師 飛天ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-4)

陰陽師 飛天ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-4)

作家
夢枕獏
出版社
文藝春秋
発売日
1998-11-10
ISBN
9784167528041
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陰陽師 飛天ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-4) / 感想・レビュー

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海猫

一話ずつゆっくり読むつもりがあまりに読みやすく、各話味があるのでスッとまる一冊消化してしまった。妖しく仄暗い世界を描きながらも楽しく、ストレスなく面白い。

2016/12/09

starbro

陰陽師シリーズ30周年記念完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11399200?sort=book_count&order=desc 今回は、第二巻です。万葉~平安~令和へ、現代でも「あやかし」は存在するのでしょうか?本巻のオススメは「露と答へて」です。 https://books.bunshun.jp/sp/onmyoji

2019/05/02

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️陰陽師2巻目。3巻目を先に読んでしまっていました。3冊読んでみて改めて認識したのは、何故この作者の文を心地良いと感じるのかでした。その原因を自分なりに探ると平安の世でも現代でも人間が抱える問題や無常感を創り出す源は同じで、博雅の悩みは晴明の悩みで且つ現代の我々の悩みでもある事。そしてある意味現代より進んでいるのは殺人が起きる前に察知し抑止することが可能な事。過去の設定の話ですが、晴明や式神や百鬼夜行は超能力者やホログラムやクローンの様でもあり、まるでSF小説のようにワクワクするからのようです。

2015/11/21

KAZOO

シリーズ2作目です。再読ですが最近のと比べると昔のほうがもう少しどぎつい感じがしています。最近のは主人公たちも年を取ったということなのでしょうか?以前のほうが今昔物語からかなり話をもってきている気がしました。読み直しでもいつも楽しませてくれます。

2017/09/04

セウテス

〔再読〕しっとりとした表現とでも行ったら良いのでしょうか。相も変わらず晴明と博雅の会話は、楽しく茶目っ気が在ります。元々、このシリーズは今昔物語などのオマージュ作品なのでしょうが、気がるに古典文学に触れるきっかけにするには最高でしょう。「鬼小町」は古典「卒塔婆小町」の本歌取りだろうが、三島由紀夫の同名作品をも踏まえた、人の業というものに対する思いが考えさせられる。小町の髪が「ざんっ」と風になびくの様に、私が触れた事のない音の描写表現などが要所要所にあって楽しむ事ができ、その情景がとても良く伝わってきます。

2016/04/02

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