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日本がアメリカを赦す日 (文春文庫 き 14-7)

日本がアメリカを赦す日 (文春文庫 き 14-7)

日本がアメリカを赦す日 (文春文庫 き 14-7)

作家
岸田秀
出版社
文藝春秋
発売日
2004-06-01
ISBN
9784167540081
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日本がアメリカを赦す日 (文春文庫 き 14-7) / 感想・レビュー

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だいすけ

非常に面白かった。歴史に関する考察は独特。日本は米国の属国の立場を脱するのか、それともとどまるのか。

2018/09/25

カエル子

アメリカやアメリカ人の無意識に“インディアン・コンプレックス”があるという著者の仮説、とても興味深いです。建国時まで遡って国と国民性を分析し、戦争と戦後の日米関係を議論していて読み応えあるし、考えさせられる内容になっています。好き嫌いのはっきりした著者の性格も悪くない。

2010/07/29

かりんとー

アメリカが持つ「インディアン・コンプレックス」。アメリカは開拓時代にインディアンを虐殺した歴史がある。アメリカはそれを否定することができない。もし否定してしまったら、輝かしい開拓の歴史が全てウソになってしまう。「間違ってました」と言ったらアメリカ人のアイデンティティは崩壊する。 どんな敵と戦っても、敵の立場を考え、敵の正当性を少しでも認め、完膚なきまでに叩きのめす手前で中止したとしたら、かつてインディアンを完膚なきまでに叩きのめしたのは果たして正しかったのか、そこまでやる必要はあったのか、などと深刻な自己

2014/12/23

semimixer

高校生のとき相当に傾倒していた岸田秀の本。 今改めて読むと高校生がこれだけ読んだらそりゃ傾倒もするとなぁ、と思う。一々表現が過激で(日本はアメリカに強姦されたショックで精神分裂病質者になった、など)この言葉の強さだけでも傾倒するよ、今読んでも岸田先生の色に染まりたくなったもん。内容としては多くの事例に対して綺麗な説明を与えてて読んでて納得したんだけど、全部に納得するには集団が大昔の事件の痕跡を持っているという説明を信じなくちゃでそれがちょっと僕にはできなかった。ただ、それも先生は補論しているので強い作り。

2010/04/02

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