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わたしの渡世日記 下 (文春文庫 た 37-3)

わたしの渡世日記 下 (文春文庫 た 37-3)

わたしの渡世日記 下 (文春文庫 た 37-3)

作家
高峰秀子
出版社
文藝春秋
発売日
1998-03-10
ISBN
9784167587031
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わたしの渡世日記 下 (文春文庫 た 37-3) / 感想・レビュー

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i-miya

2014.01.21(12/18)(つづき)高峰秀子著。 (p351) ◎バズーカお佐和=有吉佐和子。 婚約発表、松山。 当時可愛がってもらっていた伊志井寛夫人から留袖、もらった母のため、母は、なんだ、これは、一度着てるではないか、着たらすぐにゴミ箱だ。松山両親。 リューマチの母、17年間。 麻布の家へは松山は母を背負ってやってきた、「あなたは小さい頃から働いてるんですってね、ふがいない親でごめんなさいね」 私は母となぜこうも違うのだろうと、喜んだり悲しんだり・・・。 

2014/01/21

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2013.12.18(12/18)高峰秀子著。 12/12 (p347) 林芙美子の夫君、林緑敏さんから故人は喜んだと思うという手紙。 『放浪記』成瀬巳喜男との別れ。 S44、髪結部さかいちゃんと見舞いにいった。 イジワルジイサン。 「白バックの映画、出てくれる?」 ◎バズーカお佐和。 『浮雲』直後、二人の婚約発表、仲人木下恵介、川口松太郎。 私は松山を母に引き合わせた。 母は、留袖、というだけ。 貧乏な二人、とてもそこまで。 

2013/12/18

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2013.11.10(つづき)高峰秀子著。 2013.11.07 (p337) (◎イジワルジイサン=成瀬巳喜男、つづき)。 森雅之はもういない。 『浮雲』 徹底的に痩せること。 S29、『浮雲』(写真)。 成瀬巳喜男もこの世にいないらしい。 認めることは辛すぎてできない。 寡黙、というより意地がわるいくらいしゃべらない。 ヒットしなかったが、二人とも『放浪記』に愛着。 生前の林芙美子の写真をできるだけ見た。 彼女を知る人、生前の彼女のしゃべり方、人柄を聞いて回った。 

2013/11/10

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2013.04.03(つづき)高峰秀子著。 2013.04.01 パリ下宿1日目。 マダム・テヴナンとママンと私の3人。 葡萄酒。 初めての酒。 地元の実力者、宴会酒。 献酬、不潔で嫌い。 ベベちゃん、=赤ちゃん。 と呼ばれ、ほっぺにチュウ。 10歳若返り、17歳で通す。 翌日、教会の鐘の音。 陽気で美しい。 お寺の鐘の音とは大違い。 教授の家。 まわりは学生の町、本屋の文房具屋。 画材の店。 お茶の水、文化学院。 朝は、カフェオレ、クロワサン、マーマレード。 

2013/04/03

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2013.08.15(つづき)高峰秀子著。 2013.08.15 フランス帰朝、第1作、朝日新聞連載好評、高見順『朝の波紋』、美男子、出演の池部良、上原謙、岡田英次三人足しても及ばない美男子、「尖ったものが怖い、鉛筆の芯の先、錐(きり)、針、全て怖い、白いものも怖い、白い壁」 既に病魔に侵されていたのか。 S35、深沢七郎原作『笛吹川』、木下恵三監督特有の才能、観客の相当先行く。 全編白黒、作者の意図を強調するシーン、カラーで。

2013/08/15

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