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渋沢栄一 上 算盤篇 (文春文庫)

渋沢栄一 上 算盤篇 (文春文庫)

渋沢栄一 上 算盤篇 (文春文庫)

作家
鹿島茂
出版社
文藝春秋
発売日
2013-08-06
ISBN
9784167590079
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渋沢栄一 上 算盤篇 (文春文庫) / 感想・レビュー

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harass

フランス文学者である著者がなぜこの人物の評伝を書いているかと古本屋で手にとった。渋沢栄一が『日本資本主義の父』と言われるのは佐野眞一の本などで知ってはいるが、具体的に何をしたのか、なぜ彼がこのような業績を残すことになったのかを、この人物の生い立ちや時代背景も含めて、明快な文章で綴っていて実に読みやすい。少し冗長と感じるところもあるが文章が小気味良く語りかけるようで、この著者の講義や講演を一度は聞いてみたいと感じた。一気に上巻を読み終えたが、下巻をどこで見つけるか……

2014/02/19

ヨーイチ

完全に作家買い。経済も渋沢栄一もどうでもいい?ミスマッチに思える作者とテーマなのだが、流石に懐が深いと言うべきだろう。上巻のキーワードはサン・シモン主義?初めて聞いた。幕末に於いて結局負け組に属したため余り語られて来なかった、渋沢(徳川慶喜に仕える)、フランス、巴里万博参加(徳川幕府の方)などの事象が明治の経済・金融面での「維新」に大きく貢献したと言う事か。幕末、明治初期が全く新しい視点で語られている。続く

2013/10/06

Yuri Mabe

倒幕に燃えながらも何故か敵方の幕府に仕え、幕府崩壊後も何故かその敵であった明治政府に仕え、日本の金融、経済、インフラ全ての基礎を作った渋沢栄一。この経緯だけでも十分面白い。注目すべきは本来モラルの壊滅と暴力的闘争を経て輸入される資本主義思想をスムーズに移植したという点。それは渋沢の手によってフランスの前進的資本主義思想と日本古来の儒教思想を接合しながら、理想と自制を持って行われた。しかし資本主義のその暴力的な面を経験しないまま輸入したことは、現代に続く日本の病理の一つなのかも知れない。

2014/11/27

psi_x

民間への払い下げの話がいくつかあるが、ここでただただ私益のみを追求しない渋沢の姿勢は立派なもの。世界を見渡せば民営化で大もうけなんて話しいくらでもあるのでなおさら。

2013/09/26

ひっと

疲れました。脳の読書をする部分ではなく仕事の資料を読む部分を使って読み込んでいるような感じでした。しかし、この本は読んでおかなくてはならないと思いまして夏休みを利用して読みました。以前、小説を読んでいたため予備知識があったので何とか読み続けることができました。渋沢栄一だったらTPPへの加盟をどのように捉えるのだろうか、とか、原発の問題にはどのように対応するだろうか、とか考えながら読みました。

2013/08/19

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