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壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)

壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)

壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)

作家
浅田次郎
出版社
文藝春秋
発売日
2002-09-03
ISBN
9784167646035
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壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3) / 感想・レビュー

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HIRO1970

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️浅田さん40冊目。浅田版新選組は小説ですからもちろんフィクションですが、これでも良いなと思ってしまう程、史実と虚構が渾然一体となっていて素人目には全く破綻の無い、名作でした。南部鉄器ぐらいしか思いつかない岩手・青森知らずの私が作品での方言を聞いていて思い出したのは昔読んだ剣道漫画のムサシの剣でした。あれも岩手山が象徴的に描かれていましたが、努力型天才剣士であるストーリーもオーバーラップして余りストレスを感じずに作品世界に入れました。巧すぎる描写に浅田さんの才能の奥深さを感じました。

2016/10/13

mura_わくわく

物語に引き込まれる。すごかった。「竜馬が行く」⇒「燃えよ剣」の次に読みました。結局、下巻で4回不覚にも泣いてしまいました。読書中、常に次郎衛と貫一郎、ちあきと嘉一郎の深い暖かい友情に包まれていた。

2012/02/20

yoshida

泣き所が満載でした。時代は違えども、家族を養う為に必死で働くことは変わらないですね。私は会津若松出身なので感情移入して読んでしまう。貫一郎の自裁の間際まで家族を思う親心。長子の嘉一郎に名刀を残すため、ぼろぼろの刀で苦しみながら自裁する貫一郎。せめて南部の米を食べさせたかった次郎衛。戊辰戦争で嘉一郎は決然と立つ。秋田攻め、函館戦争に身を投じる。親が子を想うように、子も親を想う。現実的にここまで立派な人々はなかなか居ないと思う。しかし、現代でも全ての人の心の底には同じ想いが流れているはず。泣かせられました。

2015/01/24

№9

泣いた泣いた!下巻は泣きに泣いた。朝夕の通勤電車で吊り革に揺られながらハラハラと、家に帰ってはカミさんがバラエティ番組見てゲラゲラ笑っている横でオイオイと。本作には人としてのすべての情愛が描かれている。父と子の、夫婦の、兄弟の、師弟の、友との、仲間との、郷土への、そして美しき思い出への、情愛が。それは相手を自らの命を賭してでも守り抜く至誠の人々の物語だった。そしてたくさんの悲劇の後で、人々の守り抜こうとしたものが最後の最後で大いなる希望へと結実していたことを読者は知る。それは至福のエピローグであった。

2014/02/09

抹茶モナカ

侍にとっての『義』とは何か、新選組員の生きざまを語り、大いなるクライマックスへ。時代小説ながら回想で進むので、比較的、読みやすい。読んでいて、自分の父親について、思い出したりして、少し心が揺れた。僕もお父さんが好きだった。そんな事を思い出した。

2015/11/04

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