読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

旅行者の朝食 (文春文庫)

旅行者の朝食 (文春文庫)

旅行者の朝食 (文春文庫)

作家
米原万里
出版社
文藝春秋
発売日
2004-10-08
ISBN
9784167671020
amazonで購入する Kindle版を購入する

旅行者の朝食 (文春文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヴェネツィア

「生きるために食べる」にあらず、「食べるために生きる」という米原万里さんの食にまつわるエッセイ集。今回は、通訳の苦労話や異文化のお話は、いつもに比べるとやや控えめ。もっとも、タイトルの「旅行者の朝食」はロシアの笑話から。なるほどそういう意味だったのか、と納得。本書は、全編にわたって健啖家の万里さんらしさに溢れている。その反動で、かつて『マイナス50℃の世界』では、あんなだった万里さんが大きく変貌することにはなったが。楽しく食べて、楽しく書いているのだから、ご本人はそれでいいのだろう。もちろん、読者もだ。

2015/01/30

seacalf

久しぶりの米原万理本。博識な知識量と少々ひねくれたユーモア&痛烈なアイロニーがバランス良く、ついニヤリとさせられるご自身の体験談が随所にあらわれ、大変に楽しいエッセイ。通訳で赴くロシアでの経験や子供時代のプラハでの思い出、あまり馴染みのない国での食エッセイ、身近な食べ物の意外な歴史、長期海外生活者が切望する日本食など、ジャンルは多種多様。並々ならぬ情熱を傾けて語られたハルヴァは、なんとしても食べたくなる。ストロガニーナも食べたい!全編、気が利いた話の運びはさすが。今回も愉快な時間をありがとう、万理さん!

2017/03/29

新地学@児童書病発動中

米原真理さんの食べ物に関するエッセイ集。博覧強記の米原さんらしい内容で、食べ物に関する雑学が散りばめられた楽しい内容だった。特に彼女の専門であるロシアの飲食物に関するエッセイが面白い。ロシアの三要人(リガチョフ、コルバチョフ、エリツィン)の性格を食べ物に対する態度から考察する「未知の食べ物」などは短いけれど、彼女の経験に裏打ちされた好エッセイだと思った。

2015/02/21

HoneyBear

食べ物に関する軽妙なエッセイ集。面白い視点あり良い。

yoshida

海外生活の長い元ロシア語通訳の著者の食べ物エッセイ。読んでるうちに以前に読んでる事を思い出した(笑)。「ハルヴァ」が魅力的でいつか食べてみたい。Amazonで探そうかと思った。民族のアイデンティティーは主食なんだなと実感。日本人ならご飯。ロシア人は黒パン。「狐から逃れた丸パンの口上」でのチェルノブイリのくだりが福島原発事故で笑えなくなってしまった。それはさておき、作者と対照的な人物で乃木希典が浮かんだ。大将になってもストイックでご馳走は自分の手打ち蕎麦だった乃木。対談したら面白いかなと思った。

2014/10/24

感想・レビューをもっと見る