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十四番目の月 (文春文庫 う 17-3)

十四番目の月 (文春文庫 う 17-3)

十四番目の月 (文春文庫 う 17-3)

作家
海月ルイ
出版社
文藝春秋
発売日
2008-03-07
ISBN
9784167699031
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十四番目の月 (文春文庫 う 17-3) / 感想・レビュー

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ひらちゃん

「子盗り」に続いて海月さん2作目。今回は誘拐劇。事件というより母の心情を追うのがとても旨い。被害者であっても樹奈の性格は回りの人にはキツイ。こんな人いるのかとも思うがいるんだよねー。私の回りにも…。悪気がないから余計に始末におえない。知らない、分からないで済まない事は世の中いくらでもある。ましてや子供の事なら尚更。でも、こういう鈍感な人がいるのも事実でイライラしてしまった。偶然現場に居合わせた奈津子。奈津子が早苗やタカヨに出会わなければ完全犯罪だったのかな?

2016/03/19

KAN

はじめは面白かったんですけど。なんだろう。そんな人いるのかな。いたからこそか。

2017/06/24

ちょこまーぶる

初めて読む作家さん。どうして「十四番目の月」というタイトルなのかは最期に描かれているんですが、えっ・・・という感じでやっぱり分かりませんでしたね。内容は、誘拐事件の原因が代理母の復讐という着目点は良いと思うが、全体的に盛り上がることも無く淡々と話が進んでしまい、中だるみも感じてしまった。

2013/11/19

yamakujira

「プルミン」「子盗り」と読んできて、期待したわけじゃないけれどイヤミスを予想してたら、なんだか爽快な展開だった。だって、誰も死なずに済んだから。でも、遡れば子供がひとり死んでるんだよなぁ。過失の自覚がないから反省もしない人っているよねぇ。復讐したくなる気持ちは共感できるけれど、彼女は自分のことを被害者だとしか思ってないみたいだから、成功してもなんだか虚しくないかい。途中から急に頭脳明晰になって推理を披露する奈津子は、ラストに向けて作者に探偵役を任命されたみたいで可笑しかった。 (★★★☆☆)

2016/09/16

うぇい

結構古い本ということもあって、ちょっと楽しみ難かったです。誘拐者だし、女性のタクシー運転手の早苗さんとか登場人物のキャラとか良かったけど…

2022/08/22

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