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食べ物連載 くいいじ (文春文庫 あ 57-2)

食べ物連載 くいいじ (文春文庫 あ 57-2)

食べ物連載 くいいじ (文春文庫 あ 57-2)

作家
安野モヨコ
出版社
文藝春秋
発売日
2013-12-04
ISBN
9784167777029
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食べ物連載 くいいじ (文春文庫 あ 57-2) / 感想・レビュー

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やすらぎ🍀

食べ残しなんてできない。食べきりたい。読んでいるだけなのに満腹感を味わう。子どもの頃、藤棚に葡萄がなると思っていたほどの、くいいじ。空腹のときは何でも美味しく感じられる不思議。今食べたいものを食べられることの幸福。焼きの色、茹でのほぐれ、蒸しの湯気、炒めの勢い、揚げの音。炊きたての白米、芳醇な香り。とりあえずのビール、ハイボール。ダイエットは痩せるためではなく食べるためにするもの。寝る前に読むとお腹が空くのでご注意ください。美味しそうな絵も沢山添えられております。一年でこんなに食べた!そんなエッセイです。

2023/07/03

蒼伊

文庫本にて再読。食べたものが体を作るじゃないけど、この先何回食事が出来るかと考えたら、やっぱり食べたいものを食べれるときに食べたいと思う。食べたいものとは、つまりは「体が欲しているもの」であって、その時体が必要としているものを、素直に食べていきたいと思う。

2014/05/19

ぶんこ

「食い意地」の言葉に反応して図書館予約した時は元気一杯、美味しい物食べたい感に満ちていたのですが、待っている間に体調崩し、消化不良で少ししか食べられなくなりました。著者も断食されたようで、私の経験からそれが原因の一つで食が細くなったのではないでしょうか。「食い意地」がはっている者には厳しい現実です。忙しいお仕事のなか、かなり料理されてて驚きました。それも毎日の食卓に出てて欲しいようなものばかり。薄切り蓮根の梅和えは試したい。著者の漫画やエッセイ等々全く知らなかったので興味が出てきました。

2017/07/06

k5

GWはどこにも行かずマンガを読んで過ごしたのですが、中でもハマったのは安野モヨコ。『後ハッピーマニア』を起点に、懐かしい『花とみつばち』『働きマン』、初めて読む『鼻下長紳士録』とか電子でまとめ買いしてしまいました。その流れでこちらのエッセイも。巻頭のグラビア部分に谷崎の本が写っていることが示すように、かなり意識高く「随筆」レベルを目指した一冊で読みでがあります。食べ物の絵もすごく美しいのでおすすめです。

2023/05/22

くろにゃんこ

読み始めてあれ・・・?作者を間違えて手にしました(^^ゞでもあの『働きマン』の漫画家さんなのですね。食べるの大好きで季節ごとの美味しいものあれこれのエッセイは読んでいて楽しい♪食べることって嬉しいものね。食べられるときにどんどん食べておこう!!と現状を顧みずに心に決めた読了です。

2017/02/01

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