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キネマの神様 (文春文庫 は 40-1)

キネマの神様 (文春文庫 は 40-1)

キネマの神様 (文春文庫 は 40-1)

作家
原田マハ
出版社
文藝春秋
発売日
2011-05-10
ISBN
9784167801335
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キネマの神様 (文春文庫 は 40-1) / 感想・レビュー

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しんごろ

映画を題材にしたお話!これは面白い!!原田マハさんの今まで読んだ小説では自分の中ではNo.1かも… しかも終盤は一気に引き込まれ涙もでてしまった(T_T) しばらく映画見てないから久しぶりに映画館に行こうかな(笑) 有川浩さんの映画も放映近いしf(^_^) 再読する時は、大好きだった映画フォレスト・ガンプのサントラ盤をBGMに再読したいかな(o^_^o)

2015/10/13

zero1

時間と体験を共有するのが映画館。そこにはリアルな連帯感と臨場感がある。近年はDVDで観る人が多く古い映画館は次々に撤退。これでいいか?過度に「個」を求める現代は寂しくないか。40手前の歩はエリートだったが退職。父の借金に頭が痛い。そんな父がネットの映画評論で注目される。Rose Budの乱入で白熱。彼の正体は?歩が再就職した経営難の映画雑誌を救うか?ゴウたちの議論が羨ましかった。読メも見習うべきでは。どんなに遠くにいても、作品を通じて友人になれる。映画は小説と同じように人と人を繋ぐ。素直に読みたい。

2019/08/12

抹茶モナカ

マンション管理人の映画好きの老人が、映画の評論をブログにして、数々の奇跡が起きて行くハート・ウォーミングな小説。ギャンブル依存症、引きこもりといった問題もちらりと出てきて、陰影をつける。楽しく読めた。合掌。

2014/08/19

鉄之助

原田マハの”映画愛”があふれ、こぼれた1冊だった。出だし、『ニュー・シネマ・パラダイス』の印象を読んでそう思った。「この映画のほんとうの力は、劇場に明かりが点った瞬間が物語っていたと思う」 客席を立ち上がった人たちが上気し、ある人は涙しながら映画館を出た、私の思い出とも二重写しになっていた。名画座は「昔ながらの村の鎮守」このフレーズにもグッときた。神輿も派手なイベントもないが、綿あめ、ラムネ、金魚すくいが楽しめる。映画館は、匂い、湿度、スクリーンとの距離感…五感で楽しめる”娯楽の殿堂”だった。 →続く

2020/04/26

サム・ミイラ

楽園のカンヴァスが素晴らしく次は私が映画が好きと云う事もあり評判の良いこの作品を選んだが、まるでかつてのトレンディードラマのような設定と展開には辟易してしまった。良い処も多々あるが私には合わない作品だったようだ。父親の選ぶ映画の多くが私が好きでなかったのも大きい。選ぶべきはもっと他にあるだろうと納得出来ず。ただしフィールドオブドリームスは見直したくなった。この解釈には感動した。あれもしかしてこの親父への競争心?いや頭の硬い映画好きも困ったもんだと我ながら思う(笑)

2015/11/28

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