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13階段 (文春文庫 た 65-2)

13階段 (文春文庫 た 65-2)

13階段 (文春文庫 た 65-2)

作家
高野和明
出版社
文藝春秋
発売日
2012-03-09
ISBN
9784167801809
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13階段 (文春文庫 た 65-2) / 感想・レビュー

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nobby

再読。4年以上経って読んだが、ほぼ覚えてたのはさすがの傑作。樹原の冤罪をはらそうとする南郷と三上の奔走と近付く死刑執行、このスピード感が堪らない。そして真相が分かったようではっきりしないモヤモヤにページをめくり、ラスト前の驚きの事態に混乱!最後は2人の身を案じながら夢中になってしまう。“死刑”の仕組みを説明しながら、それを受ける側行う側両方の苦悩を描いて心揺さぶられる。

2016/04/15

takaC

なぜ版元が変わったんでしょうね。内容は同じだが(自分は)講談社文庫の方が読みやすいと思う。

2015/11/01

やきいも

江戸川乱歩賞受賞作品。ドキドキハラハラする展開のミステリーが読みたい方におすすめの一冊です。無実の死刑囚を救う為、ある男が高額の報酬で二人の男を雇った。死刑執行の日はせまってきている。二人の男は死刑囚を救えるのだろうか...。最後が気になって一気に読んでしまいました。法律に関する説明はやや難しいけど、それ以外のところは文章も読みやすかったです。

2015/08/31

chikara

ジェノサイドに続き13階段です。死刑制度・罪と罰への問題提起から考えさせられ、そしてスリリングな展開が待ち受ける良質な作品でした! 高野氏は凄い!

2014/01/28

おつぼねー

「死刑」は、殺人者たち犯罪者自身が維持しているという。何と因果な制度か。人が人を裁く。その執行場面のリアルさには、内蔵を掴まれるような緊張感があった。張り巡られ回収された伏線には唸るものがあるが、何とも重いテーマだった。でも確実に記憶に残る一冊となった。

2023/04/21

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