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狂言サイボーグ (文春文庫)

狂言サイボーグ (文春文庫)

狂言サイボーグ (文春文庫)

作家
野村萬斎
出版社
文藝春秋
発売日
2013-01-04
ISBN
9784167838454
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狂言サイボーグ (文春文庫) / 感想・レビュー

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優希

野村萬斎さんの雑文集でありながら狂言について言及したエッセイでもあります。狂言がいかにプログラミングされたところから個性を発揮するかを言及した文章からは身体文化の奥深さを見ずにはいられません。ストイックなまでの芸事への姿勢が感じ取れます。伝統芸能の世界の人は指の先から足下までの体の端々まで神経が行き届いていて美しい。それはやはり体にしみ込んだ狂言という動きをするというサイボーグであるということが非常に興味深かったです。

2015/01/25

KAZOO

昔から能や狂言は好きでしたのですが、野村萬斎さんを見たのは「陰陽師」での主役でした。それからファンになってしまいました。「のぼうの城」でも存在感たっぷりでした。その人の書いた随筆があるとわかって読んでみました。やはり本業とはいいながらかなりな勉強家でいらっしゃることがよくわかりました。今度はご本人の狂言を生で見たいものです。

2015/02/16

Miyako Hongo

狂言師・野村萬斎のエッセイ&年代記&写真。 □芝居のような舞台装置も能のような面もなく、極度に抽象化された表現を旨とする狂言解説の試み。抽象化された狂言の型を覚えることを”プログラミング”ととらえるところが面白い。型の上に感情が乗る(うれしい演技をすると本当にうれしくなる)など、極限まで体を使ってる人ならではの感性だと思う。同じようにプログラムを走らせてもハードが違うから結果が違う。カスタマイズが才能か。 □西洋のダンスは骨盤を上に向け、日舞は骨盤を下に向ける。外人の尻が締まってるのはその為だそうな。

2015/02/15

hanak

「型にはまる」「型破り」などの言葉があるけれど、そもそも「型」を知らなければはまりようも、破りようもない。…という事は常々感じていて、私自身は「型にはまる」ことは悪いことではないと思っている。萬斎さんも「狂言」という型=根本があるからこそ、そこからの距離を自在に操っている感じがするんだなぁ。しかしながら本書は映画「陰陽師」に合わせて刊行、「のぼうの城」のヒットで文庫化されたようなので、内容的には寄せ集めた感が否めず、残念。狂言と身体に関するところは面白かったけど。

2013/03/06

けやき

野村萬斎さんのエッセイ。萬斎さんは映画「陰陽師」で初めて知ったような記憶がある。その後は映画「のぼうの城」かな。狂言と身体のことなど、興味深く読みました。

2016/05/29

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