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大人のいない国 (文春文庫 う 19-14)

大人のいない国 (文春文庫 う 19-14)

大人のいない国 (文春文庫 う 19-14)

作家
内田樹
鷲田清一
出版社
文藝春秋
発売日
2013-08-06
ISBN
9784167838546
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大人のいない国 (文春文庫 う 19-14) / 感想・レビュー

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桜もち

大人不在の社会で子供だけで運営できるような社会がある意味成熟している。お粗末な政治家を見てもすぐ分かる。だけど、その社会のメンテナンスは誰がする?教育の目的が、子供を守るためではなく子供が世界にとって邪悪とならないように成熟を強いるためというのは目から鱗。価値観が同じ人との結婚は、北朝鮮化された家庭を生むリスクの論も目から鱗。価値観の違いで別れる必要は論理的にないわけだな。他に興味深いトピックは、相手に一気に近づく時は視線を外す。目を合わせたまま至近距離に入ることは身体的にできないという合気道的恋愛学。

2017/04/16

ムーミン

頭使いました。大人にならねば。

2020/05/16

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

これも年一で読みたい本だったのを忘れてた。 やはり良い。 成熟について、パターナリズムにならないように説いていくのは自身の課題だなぁ。

2019/12/16

佐島楓

ウチダ先生の鋭さと鷲田先生のしなやかさが絶妙に絡み合っている、よくわからないなりに面白い対談集であった。オノマトペが内臓の感覚とつながっているのでは、という指摘はまさに「腑に落ちた」。

2013/09/02

marco

今回も内田樹先生、絶好調。大人になるとは、一人では生きていけないことを認識し、他者との共生を模索することなのだと教えられた。そして、ネット上での暴力的な発言を「呪詛」とし、「祝福」の言葉、つまり「受信者への敬意」「受信者への予祝」しかそれを相殺できないことを。私もディセンシー(礼儀正しさ)を備えた、大人になりたいと思う。

2014/07/12

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