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どちらとも言えません (文春文庫 お 38-7)

どちらとも言えません (文春文庫 お 38-7)

どちらとも言えません (文春文庫 お 38-7)

作家
奥田英朗
出版社
文藝春秋
発売日
2014-04-10
ISBN
9784167900762
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どちらとも言えません (文春文庫 お 38-7) / 感想・レビュー

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KAZOO

奥田さんの2冊目のエッセイ集で、これはスポーツに関する話題ばかりですね。特に野球とサッカーが多く、言いたいことを言っている感じがしますがそんなに嫌味には思われません。特に悪役が人気を盛り上げているという論点には、確かにそうだという気がしました。朝青龍や江川然りですね。

2016/01/23

シブ吉

ああそうだ、昔は通気性の悪いブカブカのスエットと、底の薄いシューズで走ったもんだ。そして、階段を駆け上がり、頂上では「エイドリア〜ン」なんて、叫びたくなったりしたもんだ。水は飲んでダメ、精神力で耐えろ。熱中症などという言葉も無く、休憩のたびに、お腹がパンパンになるほど、ひたすら水を飲み続けたあの頃を、「用具はドーピング?ならば原点回帰を。」や「猛暑日と運動部の相性についての考察」の項を読んで思い出しました。本書は、ちょいと辛めのスポーツエッセイが満載で、笑いながら楽しめる一冊でした。

2014/08/22

猿吉君

ナンバーに連載していたスポーツエッセイ、何とも言えない独特な語りでネタがよく判らなくても楽しく読めちゃいます(笑)①とはいえプロ野球とサッカーについては基礎知識はあった方が楽しめます。②中年のおじさんの気持ちをド直球で代弁してくれてうんうんと頷きっぱなし。③キロ6分30秒で毎日走っているのは立派なアスリート。④現代だったらどういう風に書くのか読んでみたいです。点数75/100→正直軽いエッセイなので内容は忘れてしまい、また再読して楽しめると思います(^u^)

2020/12/04

AICHAN

図書館本。奥田英朗がスポーツ雑誌に寄稿した短文集。著者のスポーツ愛溢れるエッセイばかり。外国のスホーツ事情についての内容が多く、「へえ、そうなんだ」「知らなかった」「ほえ~」としきりに驚き、感心し、頷いた。奥田さんはエッセイもいいね。

2019/04/01

アッシュ姉

奥田さんのスポーツエッセイ!面白かった!独自目線で語られる鋭い分析と、冴えわたるユーモアにニヤニヤしっぱなし。外で読んでても思わず笑い声が漏れてしまう箇所が多々あり、楽しい時間でした。『Number』掲載にしては辛辣な批評もありますが、毒舌だけど憎めない、辛口だけど傷つけないのは、奥田さんのお人柄と根底に溢れる愛のなせる業ですね。よくぞ言ってくれたとスカッとする人もいるでしょうし、言われた当人も思わず笑ってしまうと思います。谷繁への野次が一番好き。奥田さんファン、スポーツがお好きな方へオススメの一冊です。

2015/02/24

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