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ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫)

ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫)

ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫)

作家
中野京子
出版社
文藝春秋
発売日
2014-08-06
ISBN
9784167901653
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ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫) / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。ハラハラドキドキさせられるサスペンスでした。史実ながらもドラマを見ているようでした。マリー・アントワネットといえば贅沢と傲慢で悪評が高い王妃ですが、その真偽はともかくとして、最期まで王妃らしくあったことが凛として美しかったです。血の革命に散る運命にあっても気高かったのが悲しさを漂わせています。愛の為に命をかけたフェルゼン。優柔不断なルイ16世。迫真の逃亡劇は濃密な人間ドラマがあったんですね。ヴァレンヌ逃亡に特化しているせいか、息をするのも惜しむくらい面白かったです。

2016/02/11

七色一味

読破。欧州の歴史区分としての「近代」の幕開けのきっかけとなったとされる「フランス革命」。その中でも有名な事件を、史実に基づいて再現した作品。いやもう、なにこのルイ16世の優柔不断さ。読んでいて何度ケツを蹴り飛ばしたくなったことか。

2016/07/25

17

文庫化に当たり『マリー・アントワネット 運命の24時間』を改題。『マリー・アントワネット展』を鑑賞後、彼女に関する本を読もうと思い、手に取りました。佐藤賢一さんの『小説フランス革命』と異なり、マリー・アントワネットと彼女に命を捧げるフェルゼンの果敢な脱出の試みを優柔不断で無能なルイ16世が台無しにしたとの立場。結末は分かっているにも関わらず、追われる緊迫感が半端ないのはさすが語り上手の中野京子さんと言うべきでしょう。巻末に林真理子さんとの対談収録。[2016-105]

2016/11/06

青蓮

ルイ16世一家が亡命を試みて脱出するも失敗し逮捕されてパリに連れ戻されるまでの事件をドキュメンタリーに書かれた1冊。ルイ16世の優柔不断っぷりにイライラしつつも、緊迫感漂うサスペンスを読んだ気分になれます。マリーアントワネット好きです。フェルゼンが悔い残るの、分かる気がします。

2018/09/16

紅香

ツヴァイクの『マリー・アントワネット』では少ししか描かれてなかったヴァレンヌ事件。亡命に向けての長い道のり、苦難の24時間が地図と時刻、肖像画や風刺絵でまるで見てきたかのように描かれる。興味深い。追われてる緊張感に疲労と苛立ちを軸に焦燥を絡めながら読み進む。。上級貴族たちに搾取され厳しい生活を余儀なくされた市民の心情と王と王妃の気持ちが錯綜して、叶わないと知りつつも「もしも……」と思わずにはいられない。失われた、けれど善悪を超えた美が今も芳しく咲き誇る。『淀んだ泥沼の上辺に咲くそれは蓮の花によく似ている』

2015/08/04

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