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みうらじゅんのゆるゆる映画劇場 (文春文庫 み 23-2)

みうらじゅんのゆるゆる映画劇場 (文春文庫 み 23-2)

みうらじゅんのゆるゆる映画劇場 (文春文庫 み 23-2)

作家
みうらじゅん
出版社
文藝春秋
発売日
2015-03-10
ISBN
9784167903305
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みうらじゅんのゆるゆる映画劇場 (文春文庫 み 23-2) / 感想・レビュー

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gonta19

2015/3/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2016/9/17〜9/29 2年ぶりのみうら作品。いやあ、実にゆるい。が、面白い。特に副題が秀逸。映画って真面目に観なくても良いんだよなぁ。(けっしてみうらさんが不真面目に観ているわけではないんだろうが)

2016/09/29

つねじろう

本当にゆるゆるだった。それにいつものエロエロ。大体男はそう簡単に世間が言うように直ぐには大人にはなりきれない。本当はゆるゆるでエロエロなんだけど流石にこの年ではマズかろうと我慢したり諦めたりして自分を騙し騙し歳を重ねて行く。この作者はそんなまやかしに乗らないぜという強固な意志をどう考えても持つはずもないが最後まで倒れなかったという事でサブカルオタクの権化となる。だって普通この辺のB級映画をこの数観ないでしょ。童○だけでなく色んなものをこじらせた映画論はバカバカしい中にも本質を鋭く突く優れものだったりする。

2019/05/29

M.O.

相変わらずゆるくてバカみたいな所が多いのだが、表現豊かで意外と言ってることも的を得ていて、笑いながら「そうそう!」と言える本。随分映画を見てらして素晴らしい。エッチなものから松本清張まで相変わらず振れ幅は広い。ものの見方の切り口が好き。

2022/07/31

Kouro-hou

元々は「映画秘宝」の連載で、単行本2冊まとめて文庫化したモノ。名画から迷作までをゆるゆるとMJ節で語るも、蒸留昇華度がすごすぎて知らない人には内容が全くわからず、それゆえネタバレにもならず、観た人にはくすっとなるところが良いw ハリーハウゼンからブロンソン、ギラーミンまで語るも、リンダ・ブレアは文庫版には収録されてなかったw ゆるいなかにも松本清張モノ(略してマツキヨ映画)の鋭い考察には妙に納得できたり。どんなにアレな物でも「そこがいいんじゃない!」と楽しんだ方がきっと人生はお徳なのだと思う。まさに思想。

2018/04/29

ツバメマン★こち亀読破中

長い人生、本でも映画でも「こっ、これはいったい!?」という異色作に当たってしまうことが一度や二度はあるはず。そんなとき「そこがいいんじゃない!」と言って楽しめる度量があるかどうか?そこが豊かな人生を送れるかどうかの分かれ道である、とこの本は教えてくれている気がする。まずは修行のために「シベ超」「ペキフー」を観ないと。

2015/10/12

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